良い意味ひなびてます
もっと山の中かと思っていましたが、そうでもありません。
すごく頑張って営んでいる宿ですが、目玉的な特徴があると沢山訪れるのではと思いました。例えば自分は若干ベランダを広くし。、目の前の川で釣りをさせるや、武者小路実篤が泊まった宿なら、筆者の全巻を休憩室に置き売りにする。や、実篤が入った風呂は低温だからと開放に消極的な姿勢も非常にもったいないと思った。よって、そういう妄想を掻き立てる面でとても面白い宿でした。
ゆっくりと過ごすことができました。
川沿いにある純和風旅館です。きれいな川のせせらぎが聞こえ、朝晩は温度だけではなく音からも涼しく感じます。天井が低いので、背の高い人は蛍光灯に頭をぶつけないように気を付けてください。お風呂はありましたが、使用不可でした。しかし、温泉に入るために来ているので全然気になりません。トイレは、和式です。共同トイレに洋式があります。クーラーは、窓に設置しているタイプですので、相当旧式ですが、日中の数時間必要に感じても朝晩は不要でした。
お風呂は、内風呂のかけ流しです。時間がきたら、加温を停止するそうなので、それを気にしなければいつでも入浴できます。ここの温泉は、飲泉できるので、試しましたが、癖もなくおいしく飲んでしまいました。
家族風呂は、2人でいっぱいです。シャワーもありません。排水溝も小さいので、湯船から溢れたお湯が排水されるまで結構時間がかかります。また、小さいキャップは、流されないように気をつける必要があります。
大浴場は、ジェット風呂になっていて、低温でも十分です。シャワーは1つしかありません。別棟になっているので、雨のときには注意が必要です。
向かいに共同浴場があり、200円のところ宿泊者なら無料とのことで、入りましたが、泉質が少し異なり、硫黄の匂いがしました。9時から開始なので、9時に行ったところ、もう上がっていく人もいて、田舎は朝が早いことを実感しました。
食事は、お肉大好きの人にはお勧めできません。地元で採れる食材の川魚や山菜などです。コイの洗いやアユのそうめん揚げなど普段なかなか食べることのできない食材でした。味付けも濃くなくちょうどよかったので、ご飯をおかわりしてしまいました。
犬連れでしたが、部屋の中もOKだったことから、しばらくは探検気分でフンフンしていました。しかし、夜になると夏には珍しく丸くなって寝ていました。
周辺にはお土産屋さんもなく、温泉旅館が6軒しかありません。また、それぞれの旅館と駐車場が隣合わせとは限りません。湯治のようにゆっくりしたいところとしてはもってこいの場所です。ただ、チェックインの時に子供さんが入り口でド~ンとしていたので、一瞬びっくりしたのはご愛嬌でしょう。ちなみに、駐車場に蜂の巣が見つかり、すぐに対応してくれたことに感謝しています。
うるさい都会から離れて、静かにゆっくり過ごしたいときには、とてもおすすめできる温泉旅館です。ただ、何でも揃っている最近の超高級ホテルのような旅館を求める人にはお勧めできません。ゆっくりと過ごさせていただきました。ありがとうございました。
なつかしさ感たっぷりのいいお宿でした
【お部屋】
きちんと手入れされており、のんびり落ち着いて過ごせました。

【対応】
ていねいな接客、料理の説明などがあり、親しみを感じました。
またこちらの質問にも答えていただき、うれしかったです。

【お食事】
自分達くらいの40・50代の年代の人だったら、質・量共にちょうどいい。
味付けも上品で煮すぎずよかった。
牛タタキは半分くらいでもう一品、湯どうふなどあれば最高だった。
虹ますのソーメン揚げは絶品でした。おいしかったです。

【お風呂】
泉質は申し分がないくらい。加温も熱すぎずよかった。
シャワーはきちんと使用できるようにしてほしい。
「笹舟の湯」は小ぢんまりとしていて家族連れにはちょうどよい広さです。
大浴場は人数が少なかったため貸切りサービスとなりうれしかったです。

【眺望】
部屋からのながめはよいが、お風呂からもう少しながめれば・・・と思う。
小川のせせらぎが聞こえてよかった。

【環境】
確かに古さは否定出来ないが、部分的に改装・リフォーム等をしていけば
お客様は来るのではと思う。しかしながら山間部のいなかに泊まる感覚でおちついた。

【総合評価】
古きよき時代を感じられるなつかしさ感たっぷりのいいお宿でした。
なかなか今時はこんなお宿はありません。
いい所をいかしていってほしいと思います。お世話になりました。