満腹!満腹!
ギリギリで予約したけど、夕食の「皿鉢料理」はボリューム満点!
他にも「カツオのたたき」やetc. 食べきれない位の量で朝食も美味しかったですよ!ファミリーには有りがたい料金でした。
ガッカリ
他の方のクチコミをあらかじめ読んで迷ったものの、結果的に金額を優先してこちらに宿泊しました。
ある程度のことは覚悟していましたが、実際、なるほどなと思わせる事ばかりでした。
無難な旅を望む方は、この宿への宿泊は避けるべきかと思います。
逆に、今時これだけ酷い宿に興味をお持ちの方であれば、是非お勧めしたいです。

【到着時】
平日でしたので、宿泊客は少ないものと思って到着しましたが、予想に反して従業員用の区画も含めて駐車場が満車。
仕方なく、煙草を吸いながら屯(たむろ)する近所のオヤジ連中にジロジロ見られながら、
隙間を見つけて駐車しました。
聞くところによると、今年から、しかもこの日から数日間地元の祭があるそうで、
(なぜ平日に?と思いますが)
またこの宿の向かいの足湯が花火を見る絶好のポイントだそうで、
近所の住人がホテルの敷地であろうとなかろうとお構いなしに車でやってきて駐車した結果でした。

到着が遅れたので、我々は花火も見ず夕食。(音で判断するに、上がっていた時間は20:40~20:47の7分程度)
祭が終わると次々に車が出て行き、最後には変なトコに我々の車が1台ポツ~ンと残っていました。
田舎ゆえ、と言えばそれまでなのでしょうが、電車やバスで行けるような所ではないのですから、
予約した宿泊客用の駐車区画ぐらい確保していただきたかったです。

【お部屋・施設・設備】
建物全体的に、老朽化が激しいです。
古いだけなら気にしないのですが、木造アパートの如く隣室や階下の客が発する声や物音が激しく聞こえ、閉口しました。
階下の団体客は到着が遅れたために深夜2時頃まで騒ぎ、隣室の一般客は11時頃に静かになったかと思えば
朝4時半頃からもう話し声が。神経質な私がかろうじて眠れたのは、2時間程度でした。

【スタッフの対応】
到着が遅れることを電話連絡した際やチェックインの際の応対(別の人)は、幸い印象の良いものでした。
特にチェックイン時にフロントに立っていた、タイ風の帽子を被っていた男性従業員は、
明るい方のようで、ニコニコと祭や花火のことを話してくださいました。
ただ、入浴時間とか、食堂は2階のどこだとか、そういった宿に関する基本的な説明が一切ありませんでした。
部屋にもテレビの下になぜかタウンページがあるのみで、案内用のパンフレット等は置いてありませんでした。

チェックインの後、2度呼ばれて奥から出てきて部屋へ案内してくれた女性の方、花火の事で話をしましたが、
終始笑顔がなく、仕事を淡々とこなしている感じで興ざめしました。

さらに、食後にロビーへ行ってみると、先程応対した従業員を含めた男女数名が
テレビを見たり煙草を吸ったりノビをしたり欠伸をしながら、ソファでくつろいでいました。
後で分かりましたが、それは到着が大幅に遅れたお遍路さんの団体一行を待つのみとなった従業員一同が、
本来宿泊客のためのスペースであるロビーを占拠して時間を潰していた、という顛末でした。
私の連れは当初、客と従業員が知り合いなのかと思って見ていましたが、翌朝それが全員従業員だったことに
気付き、愕然としていました。
団体一行が到着すると、彼らはやれやれと言いながら当直を残して帰宅。
ロビーは消灯されましたが、フロントの奥からテレビの音が漏れていました。

極めつけは、チェックアウト時に応対した、甚平みたいな服を着た男性従業員。
エレベータの扉が開くと、フロントの外側に立って台を背にもたれかかり、腕組みをしながらロビーのテレビに
目をやっていました。
我々に気がつくと、何も言わず、目も合わせることなく、部屋の鍵を受け取り、精算。
いくらと言われてカードで決済したのみ。
見送りなどは期待していないのでしなくて構いませんが、「ありがとうございました」の一言も言わない接客に
呆れて何も言えませんでした。

【食事】
クチコミの通り、ご飯とお吸い物(朝は味噌汁)を除いて全て冷たかったです。
揚げ物等ありましたが、どう見てもスーパーの惣菜売り場で買ってきたものを盛り合わせただけでした。
強いて言えば、成長期はとうに過ぎましたが量が多く、カツオのタタキはそれなりにおいしく、愛犬と一緒に
2階の元は客室だったと思われる部屋で食事できたのは良かったのかな。ここは山側ですので景色は見えません。

【お風呂】
脱衣所含めてすべて狭いです。もちろん露天などありません。扇風機はありましたが、体重計はなかったと思います。
私が入ったときはたまたま貸切でしたが、出る際に団体一行の方が次々に入ってこられ、8個か10個かある
脱衣用のカゴは縦に2列に並んでいるだけですから、たちまち身動きができなくなり、慌てて退散しました。
風呂を出ると、ドアの前でタオルを持ったまま立ち尽くす人が一人。
団体一行にも入浴時間の説明がなかったのでしょう。「入れますよ」と私のほうから声を掛けて差し上げました。
朝は入らなかったので分かりませんが、おそらく24時間入れるのでしょう。
また、男湯と女湯は分厚い擦りガラスで仕切られているだけ、音も筒抜けなので、向こうの様子が手に取るように分かります。

【宿・部屋からの眺望】
幸い最上階5階(すべて海側)のお部屋でしたので、眺望は良かったです。
ただ、部屋から燈台は見えませんでした。

【周辺環境】
足摺岬燈台まで徒歩10分程度。
運が悪かったと言えばそれまでですが、前述の祭の後、近所の住人が近くでロケット花火をして遊んでいました。
祭の花火の重低音には比較的大丈夫だった愛犬が、このロケット花火の破裂音には怖がって逐一反応していました。
自然は豊かですが、設備が古い分、遮音性のない部屋なので、数は少ないですが外を通る車やバイクの音がよく聞こえました。

【費用対満足度(総合)】
他の方のように1500円や素泊まり半額なら良かったのですが、当日予約で29%程度の割引に飛びついてしまったことに後悔しています。
愛犬連れのため選択肢が少なかったのですが、岬の近くには民宿にしては少々割高なペット同宿可能な宿もありました。
もちろん、満足度は低いです。
良かったです
食事は金額の割りに良かったと思います。お風呂は小さいけど空いている時に入れたので良かったです。ただ、駐車場が混んでいて入れにくかったことと、宿代の清算時の対応が無愛想だったのが少し残念です。