チェックインの時、先に到着した私たちより
チェックインの時、先に到着した私たちよりも、後から来られた方々を先に部屋に案内されていたのは納得行きません。確かに、とても安いプランで宿泊したので仕方がないかなー、とも思いますが、それにしても一言ことわっていただきたかったです。また、翌朝9時くらいに部屋でくつろいでいた時、(多分既にチェックアウトされた他の部屋と間違えられたのでしょうが)スタッフの方がカギを開けて入ってこられたのにはまいりました。食事は19時からにしましたが、食堂には天ぷらまで既に並べてあり、全てのものが冷めていて残念でした。時間が遅すぎたのでしょうか。だったらそう言っていただきたかったと思います。あと、係の方が、「忙しい忙しい」と何度も言ってらっしゃいましたが、そちらが忙しいのはこちらには関係なく、少し不快でした。ただ、部屋はきれいでしたし、フロントの女性の方などは丁寧な対応でした。
世間で話題の「負け犬」に当てはまる女二人
世間で話題の「負け犬」に当てはまる女二人が、温泉と観光が楽しめるところということで、今回の旅行が決まりました。天気に恵まれ、それでも雪が残っているので、高山での冬の観光としては、バッチリでした。身軽な独身ででよかったー、ってのも遠吠えなんでしょうね。お宿は、全てのスタッフの人にとてもよくしていただきました。ありがとうございました。私たちが宿泊したのは本館ですが、最近内装に手を入れられたのか、水周りから何からとてもきれいで、気持ちが良かったです。洗面所に2つ流しがあるのが良いですね。食事は夜、朝共においしかったです。で、温泉も期待以上に良かったです。違う季節にもぜひ再訪したいとおもってます。友人にも宣伝しておきますね!
大阪8時発、現地13時40分。濃飛の高速
大阪8時発、現地13時40分。濃飛の高速バス。たっぷり乗りました。おかげてたっぷり本が読めました。長距離は、本とお茶と古新聞、スリッパ、100均のエアークッションが必携ですね。3度目の高山、夫婦ふたり旅。世間は暮れで忙しいらしいが、いたって暇人やってる夫婦です。観光マップはもちろん、観るべき所、食うべき店、バスのダイヤ、温泉、たっぷり下調べ済み。雪の残った高山駅前に降り立った、さっ、昼飯じゃ!高山と言えばラーメンじゃ。いや、ここでは、中華蕎麦というのですね。店に向かう足が自然と速くなる。普通盛り、一杯550円。席数20余りの小さな店ながら、明治からやってる「まさご」、古くからのファンも多そうで、賑わってました。れんげとスプーン、ホーク(これはきっと国語辞典では「フォーク」と書いてある筈)はありませんから悪しからず!という断りが入り口の壁にペタンと貼り付けてある。それが微笑ましい。店の親父の、正式名は知らないけれど、例のあの半球上のカラフルな中華キャップ、あれも微笑ましい。そして、その帽子の適当に汚れてくすんだ色になっているのが老舗らしいのであります。すきっ腹が落ち着いたら、余計に腹が減るもの。相方が早速飛騨牛の串焼きをパクついた。それを見てる私もたまらん、一切れ頂戴と甘えてみた。ついでに、隣の漬物屋の暖簾をくぐって、試食三昧。あれが旨い、あっコレも旨いと店が喜びそうな言葉を発しながらも、大阪人試食だけ。銭を払うような所作は滅多なことでしてはいけません。遅まきの昼飯終えたら、そりゃもうあーた、デザートしかないしょ!古い町並み三町には、なんだかんだ色々な店が並んでいるけれど、「ぜんざい」の看板も林立。ぜんざい&コーヒーのセット、これはチトお高目、900円。高かったけど旨かった。店の中、夫婦連れ、若いカップル、女性グループ、もう、そこらへんぜんざいの紅白歌合戦です。そう、この市之町には、福袋を求めるデパート並みの賑わいです。明後日正月という日に、お前さんら他に行く所ないのかねぇと、自分のことは棚に上げてそう思っておりました。きっと、みんな、他人をそういう目で見てるんでしようね。ドコモショップの看板さえ古風な作り、さすが天下の小京都/高山です。ホテルは、高山観光ホテル。いい宿です。何がいいって、人がいい。これが一番。他にたくさんいい所はあるけれど、温泉の湯にサラッと流して、話は翌日。ゆっくり起床、ゆっくり朝御飯、ゆっくり朝風呂。一応、テキスト通りに「宮川の朝市」へ。ただし、ご存知の人はご存知、ご存知ない人はまったくご存知ないでしょうが、こういう「朝市」は、ただ観光スポットであって、ホントに買い物する所じゃあなく、ちっとも楽しくないな、、、と私は思っております、はいっ。一週間前の雪が残っている飛騨高山。ならば、雪を載せた田舎のお家を見るのも一興でしょう。『飛騨の里』。駅前からバスで十数分200円、入館料700円(ネットで割引のページをゲットすれば100円引き。) 綺麗ですね、雪の白とのコントラストがよろしい。貸し出し用の傘や長靴があるのもよろしい。若いお二人さんには特にお勧め。キャッキャッ言いながら雪で滑りそうな彼女を支える男性が、たくましいと錯覚されること間違いなし。私は、もうこの歳ですから、相方はほおって置いて、たくさん写真を撮りました。木になったまま凍っている柿も、「あはれ」でよろしい。集落を出てから戴く400円のぜんざいも、言うまでもなく、よろしい、ジュルッ!!そんなこんなで、歩きくたびれ体も冷えたら、そこは「熱い湯」に登場してもらわねばなりませぬ。市内には10ヶ所の銭湯はあるけれど、せっかくだから1000円奮発して、高山グリーンホテルの温泉露天風呂、ジャグジー風呂。空いてます。ほとんど貸切状態。ただし、外来入浴の時間帯はサウナはダメみたい。1時間半、たっぷり湯を楽しみ、人生を思い、ついでに髭も剃りましょう。綺麗さっぱり、お肌がツルツルになったら、ホテル内の土産物店で試食三昧もよし、我々のように、恵比寿の蕎麦を食すもよし。大晦日だったため、ここの店は限定メニューでした。相方はお餅の入った温かい年越し蕎麦900円、これは関西人には少々濃い味です。私はざる蕎麦750円、蕎麦湯がとても豊かな味わいでした。帰りのバスには、まだ時間あり。しゃあない、飛騨牛でも食うか、漬物でも食うか、饅頭でも食うか。駅前の土産店総なめして参りました。甘辛甘楽甘辛辛甘で、パンシロンのお世話にもなりました。やはり、腹八分目と昔の人はいいことを言ったものです。てな、高山の『食』と『湯』の夫婦ふたり旅顛末記。楽しい旅でしたとさ。我が家は、勝手気儘な夫婦二人家族、思った日が吉日、旅行日和。で毎度おなじみトクー宿。さて今回はどんな宿かと、、、、結論から言って、良かったです。お世話