古くからの温泉街らしい、どことなく懐かし
古くからの温泉街らしい、どことなく懐かしい雰囲気の街です。あいにくの小雨模様。でも、浴衣で傘をさしての外湯巡りもなかなか風情のあるものでした。外湯は9つあり、順番に回らなくても御利益は同じだそうですが、私たちは1番湯から順に回って約1時間30分くらいかかりました。地元の方が日常使うお風呂なので、身体を良く拭いてから脱衣所にあがるなど、迷惑にならないように使って欲しいと思います。ご一緒した地元のご婦人が片づけをされていました。 宿は思っていた以上に古く、部屋も2人で6畳と狭かったですが、お掃除がきちんとしてあるので不潔、ということはありません。食事は、旅先での地元の味を楽しみにしている私達にとっては物足りないありきたりの『温泉ホテルの料理』でしたが、量や品数は十分だと思います。ただ、お刺身が乾いていたのはちょっとだけ残念でしたが…。 トクー!の宿情報に浴衣が備品として記載されていませんでしたが、きちんと用意がありました。宿のお湯も良かったですが、ぜひ浴衣を着て湯めぐりしながらの散策をお薦めします!
カヌーをしに、長野へ行こうとして、そこか
カヌーをしに、長野へ行こうとして、そこから程よく離れた場所で宿を探していました。でも、なかなか気に入ったところが見つからず考えていたところへトクーからのメールマガジンが来て、一発予約で、この宿をとることができました。対応してくださった方の印象は親戚のおばちゃんのようで、いろいろ親切にしていただきました。外湯というのがいまいち解らなかったのですが、気兼ねすることなく質問でき、とてもリラックスできました。このホテルに宿泊すると目の前の温泉街に点在する九つの外湯を無料で周る事ができました。宿の下駄を履き、浴衣ででかけました。ここは九つの湯の中心でしたので一湯から順番に入りました。驚いたのは、全て源泉で、泉質、効能が違う事です。今回は湯当たりしないよう、短い時間で全て入りましたが、時間があればその中の気にいった湯に入りなおすのも良いと思いました。それぞれ湯船だけの小さな建物でしたが、それがまた風情があって良かったです。初めて湯花というのをみました。私が一番気に入ったのは九番目の結願湯 渋大湯です。赤くにごった泉質は、神経痛、リュウマチなどに良いそうですが、蒸しサウナも良かったです。ホテルで買った巡湯祈願の手ぬぐいに、それぞれの湯のスタンプを押し、薬師でお参りしました。九つの湯を巡ることにより九(苦)を洗い流しお参りするということのようです。メイドさんが車に積んであるカヌーに気付き、朝食の時、おにぎり握ろうか?と言ってくださいました。心遣いがうれしかったです。温泉も宿も大変満足できました。ぜひまた行きたいところです。
お盆後半に渋温泉に行って来ました。志賀高
お盆後半に渋温泉に行って来ました。志賀高原にはよくスキーに行くのですが、そのふもとの渋温泉を訪れるのは初めてでした。まず渋温泉の感想から。ひとことで言うと、ちょっとさびれた昔ながらの温泉街です。でも石畳の町並みは風情があり、九つの巡り湯も記念手ぬぐい(1枚300円です。私達は買いませんでしたが・・・)にスタンプを押しながら回れます。また、お盆期間だったため、夜、夏祭りがあり、そこそこ楽しめました。次に宿の感想ですが・・・。ひとことで言うと、かなり古いです。部屋は2人だったためか六畳の和室(ちょっと狭かったです)。洗面・洋式トイレ付。洗面は水とお湯の栓が別々で、冬場は不便かも。エアコンは付いてます。テレビも無料です。食事は大広間でした。畳や座布団が古く、シミが気になりました。食事の味は普通。量も大人の男性でも満足行く量だと思います。お風呂は、男女各々の大浴場と露天風呂(時間制)がひとつあります。大浴場もかなり古く、また洗い場も少なく混んでる時は不便だと思います。露天風呂は貸切が可能なのですが、囲いが低く、恐らく周りの部屋や宿から見えてるだろうと思われます。あと駐車場は少し離れた場所にあります。宿の車で送迎してもらえますが。仲居さんやフロントの対応は良かったです。総合的に見ると、設備の老朽化といったハード面の見劣りが非常に気になりますが、スタッフの対応は満足いくものでした。