塩尻の桔梗ヶ原は、日本のワインの産地とし
塩尻の桔梗ヶ原は、日本のワインの産地として有名ですが、今回の旅でもワインを仕入れに寄りました。この地区には、知る人ぞ知るおいしいワインを作る会社がいくつもあるのですが、自信を持って醸造しているのでいろんな種類のワインを試飲して確かめて買うことができます。余りにたくさんの種類があるので、ほんの少しずつの試飲でもいい気持ちになってしまいますので、ドライバーの方はほどほどにしておきましょう。今回も、1万円以上買い込んでしまいました。宿に到着しての第1印象は、こざっぱりとしたいい雰囲気だなぁというもの。その印象は、お部屋・ダイニング・大浴場を見てわかりました。どこをとっても、大変掃除が行き届いているんです。見えるところはきれいにしてあっても、隅っこや物陰などはホコリがたまっていることが多いもの。でもこの宿は、スキーの更衣室や乾燥室までもキレイで、大変心地よく過ごすことができました。大浴場は温泉で、肌がスベスベになるいい泉質のもの、また小型のサウナがあったんですが、客数が少なかったからか故障していたのか、使えなかったのが残念でした。食事は、値段の割にボリュームも少なく特に特色のないもの。また、ご飯のおかわりを宿の方がお世話してくださるのはていねいなのですが、おひつを置いてセルフサービスにしていただいた方が、気兼ねなくおかわりできてありがたいと思いました。シーズン中のスキー場周辺に車で行って宿泊する時は、豪雪に降り込められる心配がありますが、この宿ではロビーに『ゆうせん』のお天気情報板があります。これは、全国各地の津々浦々の天気予報を3時間毎に表示するもので、大変便利でした。お部屋の暖房は効き過ぎる位で、厳冬期でも全く心配ない程強力なもので、掛けフトンもフワフワの羽毛布団で快適でした。ただ、エアコンのコントローラが温度調節式ではなく、ファンを強・中・弱で切り替えるものなので温度管理が難しく、宿泊した日が余り寒くなかったせいか、弱でも暑く、切ると寒いという状態で少々困りました。全体として、やはり隅々まで清潔なのが印象が良く、気分よく過ごすことができました。