ペット2匹を連れての誕生会
11月30日が私の誕生日だったので、家内とペットの犬2匹を連れてお邪魔しました。
露天風呂があってペットがOKな所は、検索してもそれほどたくさんありません。その中で、小川家さんは、点数も高く、いい感想が多かったので、選んでみました。

4時前に到着しましたが、すぐに玄関に迎えに来て頂き、犬を抱っこしながら部屋に到着。夫婦2人には広すぎるほどの和室です。多分ペット専用のお部屋だろうと思いますが、十分すぎると思います。
お風呂は室内が少しぬるめですが、とても温まるやわらかいお湯です。露天風呂もあり、外の空気を吸いながらの入浴もとても気持ちがよかったです。
食事は一品ずつ出していただき、大変美味しくいただきました。量も十分だと思います。家内も喜んでいました。
朝は、食事をした後、近くの山を犬と1時間ほど散歩し、9時半ごろチェックアウト。その後近くのみかん狩りに行き、帰りました。
ペットが、少し吠えてご迷惑をおかけしたかもしれませんが、許していただけるならまた是非伺いたいと思います。
ありがとうございました。
2度目の宿泊となります。
今回も美味しいお食事をいただくことができました。
朝食に出る海苔の佃煮は、今回も購入させていただきました。
お世話になりました。
良い宿だから、さらにBESTを目指して!
①直前でも予約が入れられる所②久し振りに両親孝行な日である事③シーズー犬2匹も一緒でOKな所…という条件(制約)に加え今回は伊豆にこだわり、こちらの感想記で評判の高い「小川家さん」にした次第。
 宿泊日の20日は祭日でしたので、途中寄った“あわしまマリンパーク”や“大瀬崎”もある程度の人出がありました。横浜からであると小川家さんがある伊豆長岡は近距離とも言えますので、ゆったりドライブでも16:00過ぎには無事到着。どなたかも述べておられましたが、すぐにクルマの駐車を替わってくれるオペレーションには「やはりペンションとは違うなぁ~」と少し感激です(千葉からの団体客バスの到着と丁度重なった…というカンジでしたが)。
 犬をゲージに入れて人目を気にしつつ3Fの部屋に入りましたが、こちらの慌しさに反して係りの方々皆さんが気を遣ってくれるので自然と期待感が高まります。案内された部屋は、12畳に6畳ほどの床板間が続く充分な間取り。ただし、ペット連れ客専用としているせいか、許される程度の“シミ”が散見されるのはご愛嬌と言うべきでしょうか。
 担当の仲居さんは、百戦錬磨の片鱗を見せながらもイヤミのない方でしたので助かりました。さて、愉しみな夕食の前に、余裕を持って風呂に浸かっておく…のが信条なので、呑みたいビールを我慢しつつ早速、温泉へ。旅館の規模に見合った程よい大きさの湯船に熱過ぎない湯温。清潔な備品関係(炭シャンプーなども良し)に小さな露天風呂もあって落ち着けました。小スペースでいいから、“熱寒風呂”や“ジェットバス”または“サウナ”があればなお結構ですが、それは贅沢ですネ! 
 夕食は18:30からにして貰ったのですが、評判通りの高いレベル。会席風に一品一品が丁寧であり、もちろん素材の良さも実感できる品々でした。これには両親も大満足。ご飯も美味しかったのですが、どれかを削ってでも“小鍋”があればなお嬉しかった点(冬場には付くのでしょうが)と、いくらなんでも(という位の)オヒツのご飯量は多すぎて、もちろんイヤな気はしないのですが年齢層が高いと“もったいない感”が強すぎて、やや抵抗が生じた事…の2点のみ気になりました。女将さんが挨拶に来られるなどは大したものですから、ここら辺は難しいですネ!
 布団を敷いてくれる方もカンジが良く、全体的にサービスというかこの旅館は「みな接客業に向いていて、プラス、教育も行き届いているなぁ~」と再度感心したものです。
 時間も興味もあったので、22:00くらいから1Fのスナック(昼間は喫茶室)へ足を運びました。他の客は中年のペアしかおらず少し寂しかったですが、ママお勧め濃厚チーズに加え、ママと共に語り合った人生観が深い味わいを醸成してくれ、少しばかり洒落たひと時と心地よい余韻で一日を終えることができたのです。
 明けての朝食も大変美味しかったですね。2食とも部屋出しというのはやはり、ゆったり寛ぎながら愉しめるのでイイですね。
 お別れは、クルマが見えなくなるまで皆さんが見送ってくれて、やや恐縮するほどでした。「こちらがつい気を遣ってしまうほど」のサービスや環境整備が良い宿の指標と考えておりますので、あらためてこの「小川家さん」は、リピーターと紹介客を期待できる旅館であると僭越ながら断言しておきます。

★加えまして……
A.これからの旅館は、個人客・高年齢層・ペット同伴…などがキーワードであろうが、小川家さんは「ペット可」の色合いを強める必要はないでしょう。逆にペット同伴の方には「汚したら自己申告」くらいのモラルを意識させ、現状以上の綺麗な「ペット同伴部屋」にし直すのも一考だと感じました。その方が、ペット好き派・嫌い派・旅館――の3者にとって好ましい方向だと思います。
B.宣言する必要はないのですが「当館は心付け不受理」を徹底・表現し、代わりに「サンクス・スタッフ投票制度」を導入する。形骸化の恐れ有るチップではなく、真に満足を与えてくれた従業員の方の名を、今ある“ご意見箱”に入れてもらうのである。心付けを貰いそうになったら「替わりに私の名を」…と案内させ、月間取得ポイントに応じて旅館から従業員に寸志として還元。CSI向上のシステムに昇華させるのである。頂けただろう心付け分は、バー・その他施設利用料などへキャッシュバックとできれば、旅館としても損はしないしイメージUPの施策としても有効な気がします。
C.風呂に行くまでの階段が年寄りには辛そうである。近い将来像としては“簡易エレベーター”併設を兼ねて全館バリアフリー化を行いアナウンス(パンフやWebなどで)するべきと感じました。

――僭越な意見ばかりだとは承知しておりますが、久方振りに“良い宿”を実感いたしましたので、長文をご寛容頂けますと幸いです。