湯船に2時間
 とにかく温泉の泉質良い。ラジウム温泉でお湯の温度が36度ぐらいかな?一度の入浴時間が2時間入りました。体にラジウムが染み込むのがわかるようです。本当にゆっくり・ゆったり入浴できました。今回は、合計4回8時間入浴しました。癌にならないように予防です。 
 一ヶ月に一度は入浴したい温泉です。
 土曜日一泊でしたが、宿泊客が少なくラッキーでした。
素敵すぎます!
GWの5連休を使って利用させてもらいました。湯治宿と名乗ってはいますが、二食付き部屋出しでその食事がみんな手の込んだものばかり、そして5日間の食事で使われた牛肉豚肉はロールキャベツのミンチ一点のみ、刺身など全然なく、山菜がふんだんに使われ、のっぺい汁等の郷土食も出ての地産地消型、宿のご主人は「田舎料理でごめんなさいね」なんて毎度おっしゃるけどどうしてどうして、この山里にふさわしいと思える料理が同じものは全然出てこなかった徹底ぶり、塩分控えめでとても健康的、ただご飯が魚沼産のこしひかり、毎度のことお櫃が空になってしまうほど、おいしかったのでダイエット効果は判らずじまいでしたが・・・これは、私がいけないので、旅館のせいではありません 笑
それでいて、部屋は鉄筋造りで冷暖房完備、トイレは共同ですが、ウォシュレット付き
布団は自分で敷くのですが、かえって煩わしくなくて良いです。1階のロビー横にはセルフですが自由にコーヒーが飲めるようになっておりました。(なぜか隣の旅館はしっかり200円とってました 笑)季節は長い冬が開けたばかりのタイミング、新緑と桜吹雪が素敵で、ツバメが巣作りに忙しく、朝はその鳴き声で目が覚めるほどでした、時折山の斜面で雪崩が起きるのに遭遇、おまけに震度4の地震まで体験させてもらいました。近くにある薬師堂には子宝祈願のキューピー人形がいっぱい奉納され、そのお堂を囲むように巨大な杉の木があり一種不思議なムード。
温泉センターの上の湯、自在館の下の湯へ迄の道のりには、雪国越後でもなかなかお目にかかれない雁木という構造の建物も残っておりそれがとてもおしゃれでした。下の湯には
15:00~18:00迄「瞑想の時間」という、おしゃべり厳禁でそばを流れる川音や鳥の鳴き声を聞きながらゆっくり入浴を楽しむ時間を設けていたので、なおさらゆっくり入ることが出来ました。(もっとも近所から良く来る常連さんは、そんなの知らないとばかりにおしゃべりに夢中のようでしたが)37℃という極上のぬる湯は一度入るとなかなか出られない位心地よいもので、2時間くらいつかりっぱなしでした。
トクーさんのおかげで、4泊8食5日間×2名で5万円を切って泊まることが出来、こんな値段でよいのかな?と思えるほど大満足でした、是非今度は年末年始あたりをねらって
豪雪の体験をしてみたいと思ってます。
きっと健康になれそう!
宿のおもな応対をされたご主人は長身ながらそつのない動きで的確かつ機敏に動かれてました。笑顔が微笑仏のような愛すべき先代のご主人は、何かと気遣って色々なお話が伺えました。新潟の秘湯の民話の世界のような人情に触れられた気がしました。ありがとうございました。
ぬるいお湯は「したの湯」が改装はしたものの創業当時のレトロな仕様にあえてされたそうで蛇口ひとつのカランと岩で配した湯殿がふたつ。「うえの湯」と共通ですがひとつは加温循環の湯、ひとつは源泉のままの湯、うえの湯には寝湯用の湯もあり、シャワーが三つついています。髪や身体を洗うのもおもにこちらの方が便利。したの湯は持参しないと洗えませんし、洗い場すぐが湯殿なので他の人にハネが気になります。ゆったりじっくり入って瞑想?していると身体に泡がついてくるそう。自分は循環である程度暖めて、その後源泉に10分くらい浸かりました。
四万温泉の川原の湯で感じたものが起こりました。とてもゆっくりでしたが、まずぬるいお湯の中に潮流のようなものを感じて、それも擦り傷があった箇所、歩きつかれた足の裏と順番に疲れてたり、傷ついていた場所をわかっているかのようにあったまってくる潮流。不思議でした。かゆかった乾燥肌もすっかりなぜか痒みが治まってました。
宿の食事はまさにカロリーも塩分も抑えたのに食べやすい家庭の味で、お米も美味しく、ちょうど良いものばかり。無駄な冷えた天ぷらや意味のないしょっぱい陶板焼きがなくて連泊したらメニューも変わるそうで、10日も逗留したらダイエットも可能な満足感の高いものでした。
夜も静かで皆ぐっすり休んでいるようで、ちょっと夜の時間が持て余しましたが、紅葉の終わりの頃の山あいは美しく、ジョギングにも最適。昔の人の早寝・早起きをそのままに実践できる宿でした。