もったいない
残念な点だけお伝えします。
食事:宿泊料金から質は求めていませんでしたが、夕食のボリュームがなさすぎます。席を立った際に、他のお客さんもそのことを言っていました。
風呂:内風呂が熱すぎます。他のお客さんもみなさん露天風呂のみ利用していました。
この2点を改善すれば、料金的におすすめ出来る宿だと思います。今のまま改善しないのであれば、1泊朝食付きおすすめします。
良い宿でした
雰囲気が良い宿でした。お部屋、お風呂も綺麗です。露天風呂はあまり奥まで行くと他の部屋から見える感じがするので、木や石でもっと囲まれていれば良いと思いました。
着いた時には甘酒、帰りがけには焼きおにぎり持たせてくれたりと心遣いが嬉しいです。良い宿だと思います。


近くには「たくみの里」という、いろいろな工房が集まった村のような所があり、散策したり、カフェでお茶したりできて楽しいです。田舎風景のかわいい町並みが良いです。

のんびり、のどかな旅をするのにお勧めです。
猿ヶ京の里山
猿ヶ京はみなかみにあって、新潟の苗場スキー場にも20分、湯沢へのアクセスにも便利な群馬と新潟の橋渡し的な位置にあります。

日本の里山を体験できる”たくみの里”は美味しい天ざるとおしんこでシーズン中は行列の須川茶屋や、自家製蒟蒻作りなどの体験教室や、美術工芸の店、生産者の顔が見える直売所などがあって、満天星の湯では(ここ以外も近隣には数多くの立ち寄り湯あり)露天で星空を満喫もできる、意外な知られざる田舎型アミューズメントパーク。カップルや友人同士、家族連れでも、ワンコ連れでも楽しめるので、桃李館の(たくみの里内の直売所にもあります)美味しいジェラートを片手に散策がおすすめです。

今回はそんな猿ヶ京にできた野の花畑。
コンセプトが伝わりやすい、折り紙細工の小物や池坊スタイルの花々、江戸時代の小民家を再生しておしゃれにデザインされたロビーや付随した施設、細かな気配りをあちらこちらに配した女性には受け入れられやすい宿でした。
独立型風呂にウォシュレットに江戸手ぬぐい付き、広い部屋に広縁つき、ヒーターは二種類で設備も良く、上手に設計された宿には庭園と日によって色が変わる赤谷湖が望めます。そうそう、冷蔵庫は空で、小さい水道がその上に設置されていたので、湯沸しポットや水を飲むのに便利で感心しましたね。

お風呂は草津とはちょっと違い、何度でも入れるくらい肌に優しいお湯で、大きめの内湯と露天も清潔で気持ちが良かったです。客室からお風呂を頂く時に自分専用の持参する小さな湯籠がおいてあると、ちょっとリッチな気分になりそうなので、できれば希望したいところです。
湯の花もたっぷりなので、女性用にはしゃれた美容石鹸があるとなお良いかもしれません。
露天が一部男女とも客室から丸見えになってしまうのと、湖面を挟んでなのですがホテルなどから見えてしまうかも、以外はとても気持ちよく入れました。返ってこの辺りはかもしかや猿が棲息する場所なので、お風呂で出会えるかも。

対応は普通でした。忙しかったのか、ちょっとバタバタしていて、段取りが終わればいいんだと言った態度が見られた場面が残念ながらありましたが、群馬の宿にはわりとありがちなシーンだと思いました。
忙しくても、お客さん達をもっと味方につけたいのなら、笑顔を絶やさずにいるともっと良いのになと思いました。

食事はこのお安いプランでは量・味つけ・作り手の意趣ともにまったく問題ありませんでした。
もし、正規のお値段であれば、スター選手がひとつ必要だと。この素敵なコンセプトのお宿に相応しく、可愛らしい、里山の季節をはっきりアピールするような飾りつけがあればなと。

もっと良くなっていきそうな可能性にとても期待したい宿でした。