良い温泉でした。
建物を見る限り、古びた旅館という感じでした。接客も丁寧で、皆さんのおもてなし良い感じでしたね。
お風呂はやはり狭くて、定員2人ぐらい・・。湯の花が多すぎて気になってしまいました。隣に町営の露天風呂は、最高でしたよ。
料理は満足していますが、ガスコンロが錆びていたのが気になった。
接客が良かったので、再度泊まりたいです。

美人の湯最高!
宿泊したお部屋は昭和30年代を思わせるレトロな6畳、窓は大きく遠くには新緑の山が見え閉塞感はないのですが、ネジ式の鍵を懐かしく思いながらも少しビックリしました。
トイレは男女共同でしたがリニューアルされ、入口ドア前でスリッパを履きかえるので、使用中が分かり他の方とバッティングし気不味さはありませんが、やはり不便さは感じました。お部屋内の洗面台はリニューアルされ、ドライヤーもありました。

お風呂は脱衣所が三人も一緒になれば着替えが出来ず、ロービーで待つ事になり、シャワーは3ヶ所あったのですが、使用出来たのは1箇所。
トクー以外にHPで見るとお風呂が男女2箇所となっていましたので、チエックイン時訪ねると、宿泊した建物1箇所のお風呂しか案内されず、「お風呂はここだけですか?」の問いかけに「はい」との事。こちらから伺った町営の温泉(400円)の事は教えて頂きました。

夕食場所の案内があり時間は18時からとの事で、時間は選べるのかを尋ねると「皆様
だいたい18時からです」と選べない事をやんわり。
夕食時案内のあった大広間に行くと大勢の方が宿泊されていることが分かり、お風呂が22時半までとの事でしたので待つことになるのを避け、急いでお風呂に行きましたが、その後ものんびりお湯を堪能し貸しきりでした。やはり本館、別館の宿泊者はお風呂が別なのかも知れません。

お湯は最高です。湯船にお湯を引いてある3ヶ所の泉うち1箇所からは、温いながら硫黄の匂いのお湯が出ていて、湯の花も見えます。すべすべの肌になり、さすが「美人の湯」です。ものの10分もお湯に入っているとその後暫くは冷めず、夕涼みが必要になるくらいでした。

夕食はしし鍋、鹿肉のお刺身、ふきのとう等の天婦羅、山菜のおひたし、山女の塩焼き等
多数山間の宿の献立が並んでいました。お味は良いのですがGWで混雑していたせいか、席に着くと全てが並んでおり熱々でも良いはずの物も冷めていて、山女の塩焼きは身離れが悪く食べ辛い・・・
朝食は個性は無いながら温泉玉子、昆布の佃煮、焼きのり、冷奴と思ったお豆腐は湯豆腐で品数多く、特に甘塩の焼き鮭は美味でご飯が進みました。

宿の方は外出時やお風呂上り外の縁台で涼んでいる時など声を掛けて下さり、皆様感じ良いです。連れが涼みながら「水が飲みたい」と言った一言を聞き逃さず、お水まで持って来て下さり恐縮しました。チエックアウト時、宿のご主人と思える方が深々と頭を下げて下さっているのが印象的でした。

GWに宿泊させて頂き、料金もGW?どうしても費用対満足度を考えてしまうので、オフシーズンに訪れたらもっと満足だったかも知れません。