空の見えない特別室
古希の記念にクチコミが良いので、落ち着いた日本旅館と思い込み決めた宿でした。お部屋は確かに広いし、お掃除もきちんとされていました。が。ただひとつしかない窓からは木の根元しか見えません。空が見えないのです。部屋は選べませんと記されてはいましたが、空いているのに・・・このことが示すように、夕食に出た金目が古希のサービスと知ったのはチェックアウトの時。朝 喉が渇き冷蔵庫を開けると、デザートが入っている。その事は聞いていないしメモもなし。土産を頼んでも、数が足りなくても「在庫不足ですみません。」でもなく、ただ、あるだけを渡すだけ・・・・??もてなしの心はどこへ?お世話になってる人を招待した身には大変疲れる旅になりました。
評判通り
口コミの評判通り、とても料理がおいしかった。お刺身が少し苦手でしたが、ぜんぜん違う!新鮮でおいしく頂きました。炊き合わせなど、おだしの味がとてもよくて、近くにこんなおいしいお店があったらなと思いました。

お部屋も掃除が行き届き、清潔です。女将さんはじめみなさん親切で、感じがいい、いい宿です。お風呂は、大浴場しか利用しませんでしたが、塩泉のいいお湯です。汗がなかなかひかないくらい温まります。

中居さんに教えていただいた石廊崎の干物やさんもすごくよかった!
たくさんお土産にかいました。

石廊崎の観覧船乗り場でないほうの駐車場前の○○○食堂(名前を忘れてしまいました。ひらがな)のご主人もサービス満点。さざえやところてんを頼んでみてください!おかげさまで、充実した旅行になりました。
お料理が秀逸
今回利用した東館1階の特別室は12.5畳 + 7.5畳 + 7.5畳の和室でした。
部屋の掃除は行き届いており、2人では広すぎるくらいでした。
お料理はどれも美味しく派手さは無いものの、素材を殺さず工夫を凝らした絶妙なお味でした。前日、体調を崩してしまいお酒は頂けませんでしたが。取り揃えられた品書きを恨めしく見ながら、次回はこの料理を肴に是非利き酒セットを・・と、心に誓いました。
温泉は、その昔、塩を焚く為に利用されたというだけあって、かなり塩っぱいのですが、湯あたりは柔らかく、湯上りは割とサラッとして気持ちのよいお湯でした。

残念なのは、お部屋の窓からは、室外機3台とコンクリートで塗り固められた土手、その土手に生える草木と風情の欠片も無く、眺望は全く望め無かった点で大きくマイナス。
また、3階の混浴露天風呂は婦人専用の時間が19時~21時ですが暗い中、出入り口の明かりが一つでは心もとなく折角の良いお湯でしたがゆっくり楽しめませんでした。

また、これは要望なのですが、お部屋に置かれていたお手玉や折り紙作品、嬉しい心遣いですが、折り紙は出来上がった作品だけでなく、未使用の物も数枚置いて頂けると、見事な作品に触発されて折り紙魂に火が付いた私のモヤモヤが解消出来たのに・・と。
もしかしたら、私のようなお客様がいらっしゃるかも知れませんよ。