広い数奇屋風の部屋と美味しい料理の宿
 『月の静香」のネーミングと写真の門構えから、林の中の一軒家をイメージして行ったが、住宅街で道路に面したところにあり、ちょっとがっかり感があったが、玄関を入ると落ち着いた雰囲気で古民家の趣。部屋は12畳余りの数奇屋風の造り。木製の松本家具の椅子はとても座り心地がいい。窓の外は隣家の屋根、しかし、障子を閉めれは部屋の雰囲気を作れる。
 料理も工夫されていてどれも美味しいが、トントロ豚の蒸し焼きは特にいい。温泉はさらさらした泉質で温度管理がよく露天風呂てはついつい長湯をしてしまった。
 スタッフも親切で、こちらのいろいろな質問にも、わざわざパンフレットを用意して適切な応答をしてくれました。帰りにはこちらが恐縮するほど丁寧に見送りをしてくれました。とてもよい宿です。
 帰りは、近くの「松本民芸館」を見て美ヶ原・霧が峰へ。