泉質・湯量、温泉は最高の類です
ゆけむり荘で一泊しました。ゆけむり荘も何棟かあるのですが、その中でも一番本館から遠い棟のしかも一階。本館から一番遠い部屋の一つでした。Tocoo!価格だとこうなっちゃうのかな?ただ代わりと言っては何ですが、鉄湯とラジウム湯のある湯元日進館には最も近かったです。
さて温泉ですが、本館の『長寿の湯』はこれは素晴らしかった。脱衣所から風呂場に入る扉を開けると、6歳の我が子が一瞬たじろぐ強烈な硫黄の香り。総木の風呂場の佇まい。全ての湯船から溢れ出し常に足場を濡らす大量の湯。源泉の豊富な湯量と効能の確からしさが容易に想像されます。源泉のままの湯船は一つですが、その他の湯船も温調の為に加水こそすれ十分に濃厚な湯が楽しめます。しかも全ての湯船は掛け流し。恐ろしく贅沢です。100点満点で100点かと言えば粗も見付かりますが、5点満点で4点以下を付ける勇気は私にはありません。泉質の不適合以外でこのホテルの風呂に大きな不満を持つ方は稀有ではないでしょうか。ただ、私的に一番好みだったのは実は日進館の鉄湯です。佇まいが何とも言えません。日進館のみ朝6時から夕方6時までで、ラジウム湯と鉄湯は一方が男湯で他方が女湯の日替わりなので、一泊の場合は到着されたら先ず日進館に行かれる事をお勧めします。
一方で夕食は正直閉口してしまいました。揚げ物は湿気ていましたし、鍋の里芋はあからさまに冷凍で旨くなかったです。全体的な味付けも塩味が強く、吸い物を飲み切るには勇気が要ります。朝食のバイキングはまあまあだったので、これならいっそ夕食もバイキングにしても良いのではないかと思う位でした。
その他、缶ビールは本館ロビーの売店かロビー下のゲームコーナーの自販機でしか売られていません。ゆけむり荘から買いに行こうとするとかなりの距離を階段で上らないとならないのですが、そもそも標高が1800mもあるのでさながら高地トレーニングです。ゆけむり荘の中段以下にビールの自販機があれば非常に助かると思いました。
苦言も沢山書きましたが、温泉の良さはそれらを補って余りあります。時間を置いてまた行ってみたい宿です
階段が・・・
今回で3回目の利用でしたが、いつも思うのが階段が多いことです。フロントからエレベーターに乗り、廊下を渡って階段を上がってから部屋に到着するのはちょつと大変でした。5階までのエレベーターがあればいいのに・・・階段の段差も高めなので部屋に着くまでに息切れしてしまいました。
 内湯の床の作りも独特なので、足ツボにはいいかもしれませんが・・・
 朝風呂に入りましたが、「苦湯」はすごくぬるく、「姥苦湯・ささ湯」はすごく熱かったです。
 食事は夕食はとてもヘルシーで満足するまで食べられて良かったです。朝食もバイキングなので、色々なものを食べられることが出来て良かったです。ただ、朝食の時は食堂を食べに来る人と食べ終わった人との通路を分けるとかした方が、もう少し混雑が防げるような気がしました。
 
 
バスツアーに参加
いつもは車で軽井沢で遊びながら行くのですが、今回は何もしないでのんびりしたいと思いバスツアーに参加してきました。ホントにのんびり出来ました。窓の大きなバスでゆったりと現地までつれていってもらい、お風呂三昧。天気も少し曇っていたものの雨にも降られず最高でした。湯巡りしていて思ったことは丸太でも何でも良いのですが、風呂上がりに風に当たって休めることが出来たらいいな~ということです。いい気持ちで風呂から上がって、ちょっと疲れたな・・と思っても部屋まですぐ動くにはちょっときつい感じがしました。せっかくの自然の中で少し風を浴びて楽しむのも良いかな、なんて。出来ましたら座れるところも外に作って下さいね。大好きな万座、また行きます。ありがとうございました。