いつ行っても良い温泉です。
2度目なので、最初、他の泊まったことのない宿にしようか迷いましたが、予算を抑えたかったのと（ゆけむり荘利用）、温泉と食事の良さから、利用させていただきました。今回も満足度は高かったです。梅雨にもかかわらず天気にも恵まれ、カッコウやホトトギスが鳴き新緑がきれいでした。硫黄泉好きには絶対の温泉です。
いいお風呂に入れました。
何といっても風呂の多さに驚きました。露天風呂は内湯と別の場所にあったので、一回で入ることができなくて結局内湯の４種類しか入りませんでしたが、泉質も申し分ありませんでした。子供の擦り傷と自分の指の切り傷が、翌日にはすっかり治癒していたので、また驚きました。部屋（別館）も清潔で、食事も健康食で珍しく、梅干と干し柿の天ぷらは生まれて初めて食べました。
今回、総勢７人で行きましたが、他の者は総ての風呂を満喫して大変満足しておりました。
すごく期待していたけれども…
雑誌にもたくさん取り上げられ、最高のロケーションと入りきれないほどの露天風呂や内風呂の数々、温泉好きの私はとても期待し行ってみたものの…。
当日は夜に到着の予定だったため、夕食なし・朝食のみのプランにしました。着いたのが夜7時で、さて疲れた身体で風呂に入ろうと思ったものの、鉄湯とラジウム湯は夕方6時終了であり本館の長寿の湯しか入れないとのこと。温泉が唯一の魅力なのに入れない風呂があるとは…。さらに試練が私たちを襲う。ここに向かう途中に夕ご飯を食べてこなかったので、レストラン等はないのかと訪ねたところ、スナックはあるがそこは9時からの営業とのこと…。空腹でガマンできない私たちは、冷凍食品の自販機にて小さな焼きおにぎりとチャーハンという侘びしい夕ご飯を食べました(開店してすぐにラーメン注文しました苦笑)
そしてまたさらに待ち受けていた試練が泊まった部屋で、フロントからエレベーターで下がり、また違うエレベーターで一番下まで、そしてさらに階段で三階分下るという、異常なほど長い道のりでした。部屋に着いたとき「また登っていかねばならんか…」と唖然としたほど。あとで気づいたのですが私たちが泊まったのはフロントから一番離れている建物で、鉄湯とラジウム湯がある所からは一番近いのものの、レストランがある本館や展望露天風呂がある場所からは一番遠いのでした。
ホームページにはバリアフリー等の記載はなく、足に障害がある私にとって階段等は手すりも低く、また増床した建物には段差も多くあってとても苦労し、その点に関して強い不満を持ちました。
また朝食の営業時間も短めであり、混雑を避けて遅めに行ったところ食材がなかったものもあり最後まで残念の気持ちです。
急な予約で激安価格であり、傾斜地に増床した旅館では致し方ないとあきらめるしかないのですが、他の宿泊の方には高齢の方も多く、不親切な設備にはもう少し改善して欲しいと思います。
唯一の良かった点はお風呂場の写真を撮るためお風呂場に行った所、掃除中にも関わらず快く写真撮影を許可していただいた従業員の皆様に感謝しております。