潮湯
 予約したときはトクートラベルの旅館の紹介では「塩化物泉」との案内がありましたが、こちらは「潮湯」(海水を沸かしたもの)でした。
 温泉めぐりをして本日最後の〆に入ろうと考えていたものですから残念でした。

 施設は築60年ほどとのことで、鄙び系のお宿といったところですね。しかし、板張りを裸足で歩くと気持ちがよかった。
風情
目の前に有明海の干潟、ズーッと奥に島原、雲仙岳、眺望は抜群でしたが手前の堤防が、埋め立て空き地が気になります。○○楼?三池炭坑全盛時ならエリート職員の・・場所も作りも栄枯盛衰の風情でした。美人女将の一生懸命さが伝わる感じでした。
 がっくり
 安かろう悪かろうの典型。場所が、又大変分かりづらく、交番で聞くと、分かりづらい所だからと、親切にパトカーで案内してくれた。
 宿の奥さんは、「トクーは安いから・・・」と、サービスは期待するなと言外に臭わせながら 慇懃無礼の笑顔で迎えた。
 曲がりくねった廊下・・・風呂へ行くのに迷ってしまった。
 その塩湯の風呂は、入浴券をもらって一度だけは入れるが、後は有料。
 宿に着いた内風呂に行くと、そこは、家族や従業員(?)の風呂用具があれこれと、棚や床の上に、ごみごみ雑然と置かれ、気持ちが悪いような不衛生状態。
シーツは、洗ったものだったが、掛け布団カバーは、洗ってないものであった。
かつ、ボア毛布が、直接身体に掛けて使う形でしかれていた。気持ちが悪い・・・。
何人の客が、この毛布を直接肌に掛けて使ったものか???
 しかも、案内には、玉名温泉と会ったが、玉名温泉とは離れた所にあり、温泉ではなく、海の水を温めて、浴槽に入れているものであった。
 料理は、味はそこそこだが、塩味が濃く、昔の安い旅館を思わせるようなものであった。二度と、この宿には、泊まりたくない。 熊本の印象が低下した。