信玄公の隠し湯、飲泉では「東の横綱」とい
信玄公の隠し湯、飲泉では「東の横綱」といわれる下部の名湯を目的としていました。近所にある「道の駅しもべ」では下部温泉の湯の花が販売されており、家庭でもちょっとした温泉気分を味わえます。家で使用してみると、実際の温泉とはやはり違うのでしょうが、湯の花だけでもかなり体が温まりました。赤い外壁に青い瓦屋根、という個性的なたたずまいの宿。庭には種々の魚の泳ぐ池や、宿の名の通りの梅の木。そして大きな数本の松が目にとまります。また、下部の宿は、敷地内に駐車場を持たない宿がけっこうあって不便に感じることもありますが、こちらでは敷地内に駐車できるというのも、車での旅行者にとっては大きなメリットの一つです。建物の足を踏み入れると、広がりのあるロビー。そして、スタッフの方がにこやかに出迎えてくれました。お世話をしてくださる接客係の女性も、温かい方で、温泉の入り方や料理の内容など、丁寧に説明してくださり、浴衣のサイズも、私たち一人一人の身長を考慮して丁度よい物を選んでくださいました。お部屋は、二人一部屋ならば充分な広さがあり、また窓が大きい分開放感が上乗せされ、ゆったりくつろげる感じがしました。窓からの風景は、派手さはありませんが、どこか懐かしい山里といった趣。不思議にくつろげる空間です。時折通る電車の音さえも、都会にいると神経質で五月蝿いばかりにきこえる物が、こうした空間では風情を感じさせるのも、不思議なものです。お湯はぬる湯と熱湯の二種類あり、ぬる湯の方が源泉だそうです。湯船の中のお湯はそれほどでもありませんでしたが、湯船の端にある竹筒から流れ出るお湯はかなり濃い硫黄のような香りかして、いかにも体に良さそうな感じがしました。食事も大満足。決して高級食材ではないのですが、どのお料理も味が良く、また、量の方も充分でした。内容も全体にヘルシーにまとめられていました。特に印象に残ったのは、本当に焼き立て、ほかほかのヤマメの塩焼きと、ご主人が丹誠込めて作られたという、温かい胡麻豆腐。温かい胡麻豆腐をいただくのは初めてでしたが、自然な甘みが舌に心地よかったです。お部屋の窓から見えた桜の木も、今はまだ葉もついていませんでしたが、花が咲く頃はとても綺麗だそうです。そのうちに是非、桜の季節に訪れてみたいと思っています。リーズナブルな料金で、良い温泉と料理、そして温かいもてなしを満喫できる宿でした。ありがとうございました。
3月1日の渓流解禁に合わせて何時も下部に
3月1日の渓流解禁に合わせて何時も下部に行きます。トクーのおかげで良い温泉宿が見つかり、釣りの疲れ(?)を温泉で癒してきました。昨年も利用した宿ですが、相変わらず綺麗で気持ちの良い宿です。料理も美味しかったですよ。
感想が遅くなりました。今回は仕事で梅ぞ乃
感想が遅くなりました。今回は仕事で梅ぞ乃を利用しましたが、お部屋食事とも申し分のないものでした。また、仕事の疲れを癒す下部特有の低温温泉も体の疲れを取るには良かったです。今度は旅行で利用したいと思います。