四国八十八箇所車遍路の途中、日和佐海岸に
四国八十八箇所車遍路の途中、日和佐海岸にあるホテル白い灯台に泊めて頂きました。ホテルは、海岸の断崖の上にあり、景観は最高の場所にあり、ウミガメが産卵に来ると言う大浜も一望でき申し分ないものでした。季節柄からか、台風のせいか人も少なく、温泉もユッタリとはいれ遍路疲れ身には最高でした。
妻の実家がある四国・坂出を拠点に、レンタ
妻の実家がある四国・坂出を拠点に、レンタカーで徳島県の日和佐へいってきた。妻と足の弱った義父をのせ、途中八十八札所の幾つかを巡る一泊二日の旅。傘寿も過ぎた義父は3年前に妻に先立たれ、以来独り暮し。年一回の小旅行も今回が最後になりそうで、しみじみとした旅だった。「白い燈台」の場所は、日和佐に着いて一度道を聞いただけですぐわかった。海亀産卵で有名な大浜の、一方の端に位置する岬の崖の上に白くそそり立っていた建物がそれ。フロントでは予約内容が把握されていて、スムースな対応を受けた。「海亀が夜半上陸したら連絡しましょうか?」のサービスにびっくり。傾斜地を利用して建てたこの宿は入り口が4階で、部屋は6階の和室。この宿は全室海に面しており、レストラン、風呂も同様で、どこからでも素晴らしい眺めを楽しめる。しかし立派な建物の割には、従業員の数が少なく、いわば「民宿高級ホテル(?)」のような印象を受けた。夕食、朝食は品数,調理法、味付け等すべてにわたって満足のいくもので、義父も美味しいと満足げだった。レストラン、ロビーに隣接する憩いのホールの壁に新旧2枚の写真が掲げられていたのでフロントに尋ねたら、昭和天皇と高円宮殿下が宿泊された時の記念写真の由。昭和天皇は昔の建物に泊まられた時のもので今その建物は無く、高円宮殿下が泊まられた部屋はこの建物にあるとの説明。興味があったので頼んでみたら、どうぞと言われたので、最上階にある703号室をのぞいてきた。気取らず、格式ばらない点に好感が持てた。