万座の湯
万座温泉はその泉質が好きで年に何回か旅行するのですが、万座ホテル聚楽を利用するのは今回が初めてでした。湯は期待を裏切らないものでした。食事は夕朝食ともにバイキングでアイスクリームがあったりと種類も豊富でした。部屋は洋室で狭かったが綺麗でした。一つだけ気になったのは、浴衣が何かボイラー臭いというか燃料臭く入浴に行く時以外は着ませんでした。
あえて要望します
今回は昨年秋の利用以来２度目です。
予約時に「年寄りがいるので、できるだけ大浴場に近い部屋」という要望をしたのですが、最初に提示されたのが１階の部屋だったので驚きました。担当の男性が言うには、「３階の部屋が満室」とのことで、無理やり１階にされそうになったので、フロントの女性に「せめて２階にしてほしい」と要望したところ調整可能となり、２階の、階段に近くてきれいな部屋にしていただきました。このときのフロントの男性に言いたいのは、こちらが言わなくてもできる限り客の気持ちになって対応を考えてほしいと言うことです。サービスの基本だと思います。
もう一つ、お願いしたいのが浴槽の温度管理です。
チェックイン後の４時～６時頃は、ホテルの方が湯船の温度を測っているので気持ちよく入れる温度なのですが、夜１１時半頃お風呂に入ったときは、誰もがぬるすぎて入っていられないと言っていました。
翌朝、今度は内風呂が熱すぎてゆっくり入っていられないし、露天風呂は相変わらずぬるくて、これまた入っていても全く温まらないし、最高の泉質が台無しです。これは私だけでなく、同じ日に宿泊されたお客さんがみんな思っていたことです。チェックアウトのときにこれらのことをフロントの方にあえて言う方は少ないと思いますし、もう泊まらなくてもいいと言われる方も中にはいることでしょう。
７月にはエレベーターが完成予定とのことで、ますます魅力的な宿になるためには、上記の２点をぜひお願いしたいと思います。
その他は言うことなしです。また行きたいと思っています。
満足☆
車を降り立つと、そこは硫黄の香りにつつまれ、「温泉にやってきた～」という実感が。周辺に店やレストランは見当たりませんでしたが、大自然に囲まれ、心身共に癒される土地です。フロントには宿泊者無料のウエルカム・コーヒーが用意されています。
部屋は、わりとゆったりして快適。清掃もしっかりなされています。空の冷蔵庫も設置されているので、買い求めたお土産などを入れておくこともできて助かりました。
食事は、朝晩ともバイキング。メニューはバラエティに富んでいて、食の好みの違う同行者全員が満足。特に、旅では不足しがちになる野菜も意外にたっぷりあって、少々欲張って食べ過ぎた事を除けば、ヘルシーな食事ができました。
お風呂はややぬるめで、体に優しい感じ。浴槽にステップもあるので、半身浴もできます。酸性泉のためか、肌にややチクチクする感じがあり、あまり長湯はできませんでしたが（それでも３０分は入っていたと思います）、上がった後肌がすべすべになり、体も芯から温まっているのがわかりました。絶景の露天風呂も、開放感があってよかったです。また、朝になると湯温がやや下がっていましたが、これは堂々たる「天然温泉」である証拠でしょうか。
浴場近くの廊下に天然水が用意されていたのも、うれしい配慮ですね。入浴前後に飲めるので、失った体の水分をたっぷり補給できます。夜中にはコップが全て片付けられていましたが、夜通し入浴できるシステムなので、水も常時飲めるようにしていただけると、なお良いですね。