桜島さんに同感
し、しまったー!!!
きちんと 桜島さんの投稿を読んでおくべきでした。
わが家も トクーの愛好者ですから元来 高級な所を望んでいるわけでもないし 家族旅行だからと たいていのことは 笑って許すタイプですが、ここばかりは ちょっと・・・。
キーワードは 「修行」。季節的に まだ 虫の出る季節ではなかったので セーフですが 私も泊まった晩より 咳がとまりません。 実家の両親などと一緒ではなかったのが 唯一の救いです。
安くても ほどがあります。 もちろん 家族風呂も しゃぶしゃぶもNOTHINGでした。
今後 口コミ投稿は 必ず目を通すよう 学習いたした次第です。
最低最悪の宿
今まで安くて古い宿に泊ったことは何度もあるので建物が古いとか設備が新しくないからといったことは平気なんだけど、不潔なのは耐えられない。

この宿は、まず玄関入ってかなりのボロさに驚いたけど、まあ田舎の古びた旅館だしと最初は思っていました。
手前の方にまあチョットはましな部屋があったけど、案内されたのはどんどん奥にいって、くもの巣だらけの薄暗い廊下や何度も階段を上ったり下りたりした先の、殆ど使っていないようなふすまや何かが廊下に倉庫代わりに置かれたような場所にある部屋でした。
はずれだったな~と思いつつまあ部屋と布団が清潔なら、せっかくの家族旅行出し我慢しようと思っていたのですが、部屋に入ってかび臭さに唖然・・・主人もほこりっほいとくしゃみを連発しだすし・・・天井や柱は曲がっているし・・畳の上のペラペラのカーペットにはごみと一緒に動物の毛が・・・
疲れたのでごろんと横になりたいのにそれさえ躊躇われる状態でした。

老夫婦が二人でやっているとはいえ、客を泊めるのだから掃除くらいしてよと思いながらもこの時点ではまだ我慢していました。

お風呂もトクーのプランに家族風呂付きとあったので、入りたいと言うと今日は無理だと繰り返し、プランについていたのだし、遅い時間でもいいから小さい子供もつれていたし家族湯に入りたいと言うとじゃあ後では入れるかどうか連絡しますと言った感じで、なんか話が違う思いました。

食事が出来たと言われて玄関よこの食堂に行ってさあ食べようと思って割り箸の袋を見るとしみだらけに汚れていて、とても使えない感じでしたので、子供用に置かれていたのを使って食べました。
食べているときにげじげじが壁を這い、それを退治してもらうと今度はとても大きなゴキブリが・・・
山の中だし、虫がいるのは仕方が無いけど、主人が家族風呂の場所を案内してもらって戻ってくるとそっちの方は私たちが泊っているとこよりましだったと言うのを聞いてやっぱりトクーで安く泊っているからかな~と思いながら部屋に戻ると部屋の前には手のひら大のクモが・・・

虫は仕方ないと思うけど、食事をするところにゴキブリや虫が這いまわり部屋には巨大なクモが這いまわり・・・おまけに部屋は汚い、かび臭い、ほこりっぽいとココまでそろうと、とてもここで寝ることは出来ないと思いました・・・

結局食事をしただけで風呂にも入らずに帰ることにしたんだけど、部屋が他には空いてなかっただのキャンセル料がかかるだので8000円請求されましたが、お金を払ってでも帰りたいと思ったので8000円を払って宿を出ました・・・

夫婦二人でやっているとか他に部屋が空いていないとか言い訳はいないでほしい!!
ちゃんとした清潔でくつろげる空間を提供できないのならやめた方がましだと思います。

二度と行くことは無いでしょう。
考え方次第
宿泊料金2,537円に食事をお願いし(夕食1,500円 + 朝食800円)、一人4837円で泊めて頂きました。
昔は分かりませんが、現在は年配のご夫婦二人で営んでいらっしゃる旅館みたいです。部屋数は結構ありますが、今は使っていない部屋もあるような印象を受けました。

・施設・設備-普通です。
部屋には冷暖房エアコンがあり、コタツもありました。テレビは無料で観られます。古い鏡台が置いてありました。冷蔵庫はありませんが、冬の縁側は寒くて天然冷蔵庫(笑)。
部屋に金庫はありませんが、部屋のドアは鍵がかかるので問題なし。入り口が襖のお部屋に泊まっておられた方がいらっしゃいましたが、そちらのお部屋に金庫があったかどうかは分かりません。
トイレは共同で、和式トイレ3つが在る男女共用トイレが一箇所(宿泊階)と、廊下の反対側にウォシュレットの洋式トイレが二箇所(男女一箇所ずつ)。

・スタッフの対応-好感が持てました。
到着時は優しそうな御主人が出て来られて、気配りを感じる案内でお人柄が窺えましたし、奥様の方は夕食と朝食時にお吸い物とお味噌汁を出して下さった時に笑顔でご挨拶して下さいましたが、素朴な雰囲気の御主人と違ってモダンな感じ。お正月だったからか、部屋の床の間と食堂には綺麗な生花が活けてありました。

・食事-食べきれないほどの豪勢な食事より、お袋の味をお腹一杯食べたい。そんな人に向いています。
ご飯も残さず全てペロリと平らげていたので、足りなかったかも知れないと思われたのか、翌朝食のご飯は量を増やしてくれていました。
いつもはご飯をあまり食べない私ですが(しかも朝食は必ずパン)、おかずを全部食べる為にお代わりしたほど。主人共々、朝食も残さず平らげました。

・お風呂-湯の花の舞う掛け流し湯。
大ホテルみたいな大浴場ではありませんが、家族で営む民宿や小さな旅館の温泉よりは広く、ゆったりしています。温度はやや熱め。水の入れ方で温めだったりする場合もあるようです。シャワーがないので洗髪に困りましたが、宿泊階に二つあった洗面台はシャンプードレッサーで、勿論温水が出ますから、其方で洗う事が可能です。

・眺望-樹海。
神話の里"霧島"の森林に囲まれていますから、何も見えないと言えば見えない。でも秋には、素晴らしい紅葉が見られるそうです。

・周辺環境-ひたすら自然を満喫。
静かです。気を遣わずに寛げます。裏手から階段を上がれば、10分程で霧島神宮の本殿の横に出ます。その階段の途中に、霧島七不思議の一つとされる"亀岩"が在りました。
霧島神宮入り口の大きな鳥居まで車で5分程度。そこから神宮と逆方向に1~2分ほど道路を下ればAマートが在り、お酒なども置いています。

・総合評価
老夫婦お二人では隅々まで行き届いた清掃など無理でしょうし、建物も老朽化しています。戸や窓は傾き、スムーズには開閉できません(部屋入り口のドアは大丈夫)。部屋の天井には埃もあります。階段のカーペットは擦り切れ、宿泊したペットの粗相の匂いが染み付いています。浴場のトイレは使用不可ではありませんでしたが、トイレットペーパーがセットしていないところを見ると、使わない前提なのでしょうか。ドアを開けると何故か大量の汚物置き場と化していました。正直言って、"清潔"とは程遠いかと。

でも、5千円で二食付いてお釣りが来る宿なんて、ありませんよ。しかもお風呂は天然の掛け流し湯。少なくとも宿泊客が必ず使う場所は、必要最低限ではありますが掃除してあります。お布団は煎餅布団ではありますが、シーツと枕カバーはピンとノリが効いています。浴衣と丹前も然り。タオルはしっかり洗ってあります。食事は、熱いものはちゃんと熱く戴けます。
老いた両親の居る実家に帰ったつもりで、気兼ねすることなくのんびり寛ぐ。そう割り切れる人には持って来いの、ひなびた宿だと思います。

奥の深い霧島は、一泊では堪能できません。すっかり虜になりましたので、これから何度も訪れるつもりです。逢泉館も勿論また利用させて頂きます!