高山飛騨牛の旅
学生に身分には十分魅力のある旅館でした。
大雪でスリップ事故
旅行当日は、連れの仕事の関係で出発が遅くなった上に、大雪で途中の峠でスリップして自損事故を起こし、事前に連絡していた到着予定時刻を2時間ほど過ぎて着きましたが、温かく迎えていただきました。
朝夕共に囲炉裏での食事ではありませんでしたが、品数は多く、満足しました。おかわりした白ご飯用におかずを追加で作っていただいた事は、とても嬉しかったです。
部屋は、2階の一番奥の角部屋で、トイレとお風呂もあり、思っていたよりも広くて良かったです。
お風呂は、内風呂と露天風呂が離れている為、一度着替えないといけないのは不便でしたが、夜は雪の降る中で浸かって気持ち良かったです。
旅館の皆さんには、事故のショックで凹んでいた私を慰めていただき、本当に感謝しています。

ちなみに、車の修理は、車両保険に入っていなかった為、最初の見積もりで30万円以上と言われましたが、中古の部品で10万円に抑えました。
静かな温泉宿
建物は若干古めでしたが、居心地良くすごせました。温泉もさらりとした良いお湯でたっぷり楽しめました。特に朝一番のお湯がきれいでとても印象的でした。一方残念だったのは洗面台の水があまりおいしくなかったこと。周辺が深山なので意外な気持ちでした。不思議だったのはノックもなく突然部屋に入ってくる旅館のおじさん。用件は「掃除のものが暖房のフィルターを掃除しなかったから」「布団をしきに」などでしたが、少々びっくりしました。翌日の朝も気持ちよく内湯に入浴中の窓の外を普通に通る姿が。おじさんにとって客の存在は意識の外でしょうか?夕飯はチョイスしなかったので、近くの食堂へ。おすすめの牛のテッチャン鍋は素朴ですが味噌の香りが香ばしく、ご飯がすすみました。風情のある旅館街の坂を下りながら岐山への帰り道は奥飛騨の夜の味わいが実感できました。おじさんのびっくりがなければ、また行ってみたい宿です。