暖かい宿でした。
夫婦と１歳の子で伺いました。
チェックインでは、ソファーで座って行い
朝の新聞銘柄確認など、この値段のクラスでは
あり得ないサービスでした。
　スタッフの方も、大変気を使っていただき
子連れでも安心できました。
食事も、常に暖かいものを出す工夫が有りよかったです。
　お風呂の、椅子がプラスチックだったのが唯一残念でしたが
また、行きたくなる宿です。おすすめです。
ミニコンサートが素晴らしかったですね
残暑厳しい都心の疲れを癒すために、信州の高原ドライブでもと考え、旅の拠点として利用しました。


お部屋・施設・設備 ----- ★★★★★
部屋に関しては、あえて料金の高い新館を選びましたが清掃も行き届いており快適でした。おおむね期待通りの満足度ですね。
施設設備に関しては、娯楽施設は何もないものの、全般的に綺麗で満足でしたね。
特に風呂上りに休めるスペースがしっかりと整っているのは大変重宝しました。
全般的にハードウエアに関しては吟味をしっかりしているようで高く評価してます。
ただし、部屋のふすまに盛大な染み（襖の半分にも及ぶ、なにかをぶちまけたような目立つ染み）がありましたが、個人的に気にならなかったので減点対象にはしていません。


スタッフの対応 ----- ★★★
一番目に付いたのが、対応のあわただしさ。なにか聞かれても即答を要求される感じです。
正直なところ、あまりいい印象を受けませんでしたが、対応が横柄という感じではなく、只単に忙しのでのんびりとお客をかまってられない、という感じでした。
受けた印象としては、もう少し点を下げてもいいかな？という気もしますが、別に慌しいだけで無礼な扱いをされた訳でもないですし、★三つとしました。


食事 ----- ★★★★
夕食は品数十分、量十分、味も申し分なし。天ぷらも揚げたてを食事中に持ってきてくれるなどと、かなりしっかりと内容。ただし、旅から帰ってきての思い出話で「あれはよかったよね」といったウリになるものは特に無かったですね。また、打ちたて蕎麦には期待していたのですが、とりたてて取り上げるようなものではなかったです。この２点を差し引いて★四つとしました。
なお、ここでも従業員不足のためか、食事のペースと後から出てくる品物のタイミングが合わず、食べるものがなくなって、ぼけーっと次のものがでてくるのを待つこともありましたが食事そのものとは直結しないことなので、その部分は減点材料としていません。
なお、別注文で馬刺しや鹿刺しなどがあったのですが、注文が二人前からということで、金額が高くなりすぎのため注文しませんでした。できれば一人前から注文を受けてくれると有難いですね。
また、朝食は戦争状態でした。別にたいして混み合っている訳ではないのですが、
なぜか非常にあわただしい感じがしました。なんとなくですが、仲居さんの人数がすくなくて、駆け回っているのがその原因でしょうか。品数は決して少なくないですし、味もそれなり以上なのですが、なぜかこう、大きな満足感は得られない朝食でしたね。


お風呂 ----- ★★★★
川沿いに２つある露天は雰囲気満点。ただ、結構上から見下ろす感じになるのと、浴槽の配置の問題で、お湯に入りながらのんびりと川を眺める、といった感じにはなりません。川の流れを視覚で楽しむのではなく、聴覚で楽しむといった感じになるとおもいますね。
内湯と手前側の露天はお湯が透明で、一番奥の露天だけが土色をしたお湯がはいっています。お湯の温度も高くなく長湯に向いていそうな具合ですし、浴槽の底部分には滑り止め加工も施してあります。ただし、湯船の中で座れるような段差もなく、肩までどっぷりつかる以外の選択肢がなく、のんびりとつかるには若干不向きかな？ということと、露天の浴槽の入り口の部分には足場があるのですが、この高さが不適当でちょっと足腰の弱い人には出入りが厳しそうな印象をうけたので、その点を差し引いて★4つとしました。
なお、お湯からは極軽く塩素臭がしましたが、減点の対象にはしていません。



宿・部屋からの眺望 ----- ★★★
割り当てられた部屋からは山側の壁しかみえませんでしたが、これに関しては折込済みで今回のプランをチョイスしたので、特に気にしていません。


周辺環境 ----- ★★★★★
渓流沿いということで、冬では氷結するという滝をはじめとした、ちょっとした散歩コースが用意されているようです。のんびりと自然に触れ合うにはいい感じの環境ですね。
ただし、温泉街ではありませんので、周りに店などはありません。


費用対満足度(総合) ----- ★★★★★
「明らかに人手が足りていない」という部分をそこかしこから感じ取れてしまいます。
上記のほかにも、部屋備え付けの丹前のポケットには前に宿泊した人がいれた案内図が入ったままだったり、２基あるエレベータに備え付けられた芳香剤が一基は完全に乾いた状態で放置され、もう一基には芳香剤の容器そのものがなくなっている状態だったり、風呂場前にある貴重品用ロッカーの中にごみが入っていたり、部屋に備え付けのミニコンサートのスケジュール表が先月のものだったりなどと、細かい部分ではあるものの、ちょっと気になる部分が多かったですね。
これは従業員教育がなっていないといった類のものではなく、只単に人手が足りていなくて
細かいところに気を配る余裕がないのだろうな、という印象を受けました。
施設のハード的な部分は非常によく考えられた快適な施設ですし、帰り際に「車内でどうぞ」と飴玉を戴けたり、到着時と食後で別の部屋菓子が用意されるなど、全体的にみるとシステム的には良く考えられているのですが、どうも経営者の理念と現場で発生する作業量がかみ合っていないのではないでしょうか？
従業員の方がもう少し余裕が持てるようになると、更に素晴らしい宿になるかと思いますね。
正直なところ、★４つでもいいのかな？という気もしているのですが、これを★５つに押し上げているのが、毎晩ロビーで行われているミニコンサートと、早朝入浴の際の味噌汁等サービスの存在ですね。この二つが大変よかった。
ミニコンサートとはいうものの、演奏時間も１時間ほどあり素人演奏とは一味違ったレベルでした。公式ＨＰをみれば、一ヶ月先ぐらいまでのスケジュールが公開されていますので、
今度はこれを目当てに再訪してもいいかな？という気がしています。
楽しみ半減
2日の日に一泊させていただきました。本館の部屋から渓流が臨め、緑の木々に眺めは最高、川の音が爽やかに心癒されるというので、それを目的に楽しみにして本館清流館に予約を入れました。ところが通されたのは新館で、川とは逆側、目の前岩壁がせまり、駐車場丸見えの人が通る暗く愕然とする部屋でした。すぐさまフロントに本館で予約を入れているはずと確認を取りましたが、フロントでは新館が空いていたので移させて頂きました。本館は本日開いておりません。料金はそのままで結構ですとの対応。腑に落ちぬまま部屋に戻りましたが、時間が経つにつれ悲しいやら悔しいやら、怒りが込み上げどうしようもありません。始終外から見えぬよう障子を閉め、ただ寝るためだけの部屋でした。安いから仕方ないという問題とは違うと思います。事前に連絡はおろか、チェックイン時にも説明はありませんでした。設備の新しさではなく、眺めを楽しみにしている客もいるのです。値段は一緒でいいですからと言われましたが、ある意味それもおかしくないですか？