友達から、この宿は良かったと言う話を聞い
友達から、この宿は良かったと言う話を聞いたのでここを選んでみました。話通りの良い宿でした。2組6人で利用させてもらったのですが、連休ということもあり、連れのグループの到着が夜10時を過ぎてしまったことにも、親切に対応していただきました。女将さんがとても愛想の良い方です。部屋は掃除が行き届いており清潔です。ただ、TVが100円玉を入れる形式だったのが最近では珍しい感じがしました。お風呂は民宿としては大きな方だと思いますし、いろいろと工夫もしているようで好感が持てます。食事は朝食のみ付けたのですが、とてもおいしかったです。全体的には、”清潔で食事のおいしい民宿”という印象でした。
西伊豆…そこは遠いということもあってなか
西伊豆…そこは遠いということもあってなかなか行く機会に恵まれず、ようやく今夏を閉める意味で海水浴に出かけることにした。しかし時は涼しさをも感じる初秋、洋上には台風15号もあって天気への懸念は拭いきれぬものの、とにかく「行きたい!」という気持ちだけで出かけた。早朝4時頃に東京を出発し9時位に西伊豆に到着、お気に入りの浮島の海岸で海水浴を楽しんだ。思いのほか天気も良くて日中は雨に降られることもなく本当に来て良かったと思う。当日は、夕方4時頃浮島を後にしてお宿のある雲見に向かった。住所しか分からないので現地で尋ねながら目指すお宿「万山」さんには5時頃に到着した。迎えて下さった女将さんはとても感じの良い方で手際良く部屋に案内して下さり、今日は私達の他にもう一組だけということで大小二つあるお風呂は貸切で使用することができた。どちらも岩風呂で塩泉ではあるがとても清潔で気持ち良く入れた。また、扉を開けると外が見える(外から見られる)半露天風呂もある!強いて言えば浴室に鏡が欲しかったな~と思う。朝の9時まで入れるのだが結局2回しか入れなかったのが心残りか。夕食は部屋食で、量は程良くとてもおいしかったので残さずすべて平らげてしまった。(金目鯛?の煮付けが最高!)持参した酒を飲んだためか夜に喉が渇いて仕方なかったが、ポットのお湯をもらう事ができず辛かった。(自分達が悪いのだが…)朝食は広間で頂いた。これまた必要にして十分なものですべて平らげてしまった。さらに食後にセルフでコーヒーが飲めて一服することができ、このちょっとした心使いがとても嬉しく感じた。今回は初秋といえど伊豆は南国まだまだあたたかくクーラーを使うまでもなかったが、泊まったお部屋が三方が窓のため風通しが最高でとても心地よく過ごさせてもらった。是非また風呂・食事・部屋と三拍子揃ったこのお宿を利用させて頂きたいと思う。
のんびり湯めぐり伊豆のたび。今回は、宿
 のんびり湯めぐり伊豆のたび。今回は、宿以外では海の幸ではなく、伊豆高原の「味の大西」のチャーシューメンや伊東猪戸通りの「すず重」の「重そば」、稲取の誇宇耶、長岡の彩古のそばなどを楽しもうと思った旅でしたが、品切れ、定休日、閉店時間などでどれも食事できずじまい。 しかし、伊東市内で以前宿泊した「いな葉」の隣に閉まっていた「東海館」がリニューアルオープンしたのを見つけられたのがラッキー。日帰り入浴&伊東の歴史博物館といった感じで、入浴後一階の部屋で休憩もできます。今回で万山さんには3回目のお世話になります。 今回は下道ばかりで行ったこともあり、予想外の時間の遅れに血迷って道を間違え、到着時間をたびたび変更して結局19時過ぎになってしまったにも関わらず「お待ちしております、気をつけてお越し下さい」という女将さんの明るい声に救われました。 本来、宿では18時が夕食の基本時間だと思いますので、気兼ねでしたが、汗をかいたので一風呂浴びてからと申しましたら、「どうぞお気になさらずに。その間に食事の準備をさせていただきます」とのことで助かりました。 その後、夕食。いつものように女将さんが部屋まで運んで下さいました。 今回の刺身はきれいな真鯛の御造りと甘エビでした。煮魚や茶碗蒸しなどもビールの「あて」にも良し、ご飯のおかずに良しで、毎回ボリュームもさることながら、熱いものは熱いうちに出して下さる気遣い、そして一品ごとのしっかりした味付けには感激します。いつものように、お櫃に入ったご飯も、固すぎず軟らかすぎず美味い。「しったか」だと思いますが、巻貝も磯の香りが楽しめました。 京都の「たん熊」とか銀座の「吉兆」とかそれなりの懐石なんかも食べたことありますが、それはそれで値段に見合ったまあ美味しいものでしたが、コスト・パフォーマンスと意外なうれしさという点では万山さんの方が上かもしれません。もちろん、洗練の度合いでは比べるべくもない(「ジャンル」が違うのですから当然)のですが、家庭的なおいしい魚料理をのどかな空気の中で味わうには本当にここはいいと思います。 翌朝の食事は、今回は部屋ではなく、一階の広間でとることに。一階でゆっくりしたのは、三回目にして初めてだったのですが、広くてなかなかよかったです。 当日は土曜日でしたが、夏休み明け直後ということで、もう一組しか宿泊されておらず、部屋を別棟に分けていただいたので、翌朝まで顔を合わせることもありませんでしたし、まったく気兼ねなく過ごすことができました。また、蚊が紛れ込んで来たので蚊取り線香をお願いしましたら、快く出して下さいました。 お風呂は、初めて二つあるうちのどちらでもということだったのですが、いつもの広いほうのお風呂のみ利用しました。 熱いと思う方は、隣接の岩風呂の方が湯温が低いのでそっちから先に入るといいでしょう。私もそうしたら、最初熱いと思えた大きいほうの風呂がちょうど気持ちよく入ることができました。 天然温泉の場合は、季節や天候によってお湯の温度や色・臭いなどが違うのはよくあることですので、そこらへんは工夫して楽しむとよいのでは? 雲見や石部の湯はたいへんしょっぱいのですが、臭いはありません。海水なみのしょっぱさで、切り傷などあると最初ピリピリきますが、ベタベタすることもなく、よく効くので個人的には大変気に入っております。実際、たまたま前日に小指の先に原因不明の小さな湿疹ができたのですが、最初の10分ほどの入浴で、いつのまにか食事の後には消えていました。もちろん、個人差があるのでそこらへんはあしからず。 翌日は海岸で水遊びをしました。ダイバーの方々が大勢、沖の牛着き岩のあたりで潜っていました。この辺は、クラゲも少なく、水温も一定で透明度も高く、海水浴にもダイビングにもいいらしいです。西伊豆ののんびりした自然を満喫するには、本当にいい所だし、その拠点として万山さんは最適だと思います。