1泊2食2名で1万円以下というカップルプ
1泊2食2名で1万円以下というカップルプランを利用したので、ちょっと心配しましたが、食事など十分に満足の行くものでした。翌日は白馬に登るつもりだったので、近くがいいと思っていましたが、「白馬山木館」といっても場所は中綱湖畔でちょっと離れていました。夏休み前でほかに宿泊客がなく、環境もよく静かでしたが、部屋の近くに有線のスピーカーがあり、朝寝を楽しみたい人には不都合ですね。風呂が新しく大きなもので快適でした。トイレは階下にあり、2階の客には不便です。登山の情報などをもう少し提供できるようにしておいてもらうと便利です。
今回の旅行の一番の楽しみは安曇野を探索す
今回の旅行の一番の楽しみは安曇野を探索することでした。わさび農場のわさびソフトクリームやわさびコロッケを味わって、ガラス工房でガラス加工体験をして、あちこちの美術館をまわって、それから、それから・・・と出発前からわくわくし通しでした。天気予報は「昼まで雨」でしたので、傘もしっかり携帯していましたが、おかげさまで一度も使うことが無く、しかも雨に洗われた新緑の美しさを堪能することができました。特に、広大なわさび農場で見たわさびの緑と澄み切った水の流れは時間を忘れていつまでも見ていたい風景でした。ガラス工房では「フュージョン」を体験しました。実にさまざまな色のガラスを重ねて組み合わせてから、熱を加えてガラスを溶かすのです。出来上がりはガラスの溶け具合によって違ってきます。本当に世界でひとつしかできない自分だけの作品になります。私たちは出来上がった2つの作品に金具を付けて、キーホルダーとペンダントにしていただきました。ガラスに熱を加える時間がかなり必要だということだったので(スタッフの方が電子レンジで加熱してくださるのです)、その間に「いわさきちひろ美術館」を訪ねました。心が和む子どもたちの様子がそこここに描かれていました。学生時代、黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」でその挿絵に出会ったのが初めてでしたが、その頃の思い出がわっと湧いてくるようでした。夕飯をすませた後、午後9時ごろ「山木館」さんへ到着しました。夜遅かったので、玄関先にわが家の名前と部屋番号が書いてあるボードが立ててあって、宿のスタッフの方々はもう仕事終いの様相でした。なので、お風呂に入りに行こうという段になってから、部屋の鍵をもらっていないことに気づき、慌てて奥のお部屋の方へいただきに行きました。お風呂のお湯はぬるめでした。24時間風呂なので追い炊きは無理なのでしょうか。それならば! と、熱いお湯を足すべく湯船の蛇口をひねっても一滴のお湯も出ませんでした。それがちょっと残念なことでした。あとはおおむね満足でした。洗面所でもお湯が使えるし、ドライヤーも置いてあったし、トイレは超きれいだったし、大人にはゆかたまで備え付けで使わせていただけました。そうそう、お部屋での湯茶のサービスにはお茶菓子までセットされていて、まるで旅館のようでした。テレビが有料だったおかげで夜更かしすることもなく早々に就寝して、翌日はすっきりとした目覚めでした。ただ、驚いたことに朝6時にサイレンが村中に鳴り響きます。もし、寝不足の時に6時にサイレンで起こされたら腹立つでしょうね。朝食は7時半からなのですから。チェックアウト時にいただいた人数分のポケットティッシュは、風邪ぎみの家族がいたため重宝しました。大人3人と子ども1人で、トクーさんにポイントを支払っても合計14910円!(1泊朝食つき)くせになってしまいそうな金額です。翌日、朝一番に碌山美術館へ行きました。碌山美術館はその外観に魅かれて訪れたのですが、あんなに近くで彫刻と接したのは初めてだったので、その迫力に圧倒されました。行ってよかったです。
GW中3泊、素泊まりで利用させて頂きまし
GW中3泊、素泊まりで利用させて頂きました。他のほとんどの宿が新システムに変わったタイミングで値上げしたり、食事制限をつけたりする傾向にありますが、山木館さんは据え置きのようで非常にありがたい事です。テレビもコイン式でないし、シーツものりが効いて清潔感があり、トイレも風呂も綺麗で良かったです。また、宿の方の対応もよく、毎日お茶と茶菓子まで用意して頂いて細かい心配りが感じられました。また、是非利用させて頂きたいと思います。