クチコミ
今回で2回目の利用となりました。
前回が和室のみの部屋でしたので今回は和洋室を予約させてもらいました。
部屋は、広くゆったりと落着いたかんじで和洋室にして良かったと思いました。

食事は大変美味しかったです。それよりも、前回11月に宿泊した時は食事のお品書きはなかったのですが、今回はしっかりとありまして改善が早いと思いました。
意見を聞き入れ良くしようとする気持ちが本当に伝わってきます。

人それぞれ、いろいろ意見がありますが 私たちは大変気にいっております。
皆さんの対応も良く2歳の子供も喜んでおり、また行きたいと思います。

機会がありましたら是非伺いたいと思いますので、その時は宜しくお願いします。
宿泊情報
強羅のはずれに位置する瀟洒な宿で、あらゆる面で清潔感がありゆったりと快適に過ごせました。
ただし今回は広い和洋室に夫婦二人のせいもあってか、部屋の温度が上がらず寒さを感じました。
また投宿者が少なかったせいか、朝食がバイキングではなく個別の和食でしたが、出来合いのおかずが大半で、もてなしの気持が感じられず残念でした。もう一つ朝食時間を前夜に訊ねられ、最も早い時間でお願いをしていたのですが、焼き魚は20分も遅れ、何のための食事時間調整か疑わざるを得ませんでした。全体的には4~5の評価のつく良い宿なのに、こんなことで興を殺ぐのはもったいないと思いました。
怒り心頭!
“かに尽くし懐石”を食べたいと言う息子と二人で、京都から期待を膨らませてやって来ました。
 予定より少し遅れて、5時半過ぎに宿に到着。

 6時からの夕食に間に合う様に温泉で軽く汗を流して、部屋に戻り、先ずはビールで乾杯。
 先付けとお造りを見て、究極・嗜好にしてはエライ貧弱と思いつつも、かに尽くしの一点豪華主義かもと、気持ちを切り替える事にしました。
 かに鍋が出され、これには腰を抜かさんばかりに驚きました。
 活き蟹でなく茹で蟹が、小振りのズワイの足が8本と、四つ切の本体が白菜とエノキだけの皿の上に載せてあるではありませんか!
 そのまま食べても、見るからに美味しくなさそうな貧弱な蟹を、だし汁で煮て食べるのだそうです。
 そら二度も茹でたら、だしで食べるしか無いわな。
 「焼タラバです」と出された器を見ると、これも小振りな貧弱な足が10本未満、ハサミ無し。
 新鮮で無いか、茹でたものを再度焼いた様で、殻にへばり付いて蟹肉の三分の一も食べれません。
 それよりも何よりも、足を焼くならズワイやろ?
 タラバを焼くなら身を焼いて欲しいわ!身は何処に行ったんだ~!
 「これで最後です」と、ズワイ蟹の姿盛が出されたのを見て、これまたビックリ仰天!
 超小振りの、その辺のスーパーで千円未満で出ている解凍した蟹と同等です。
 素材の旨さを十二分に引き立たせて云々なんか、よう言えるものだと呆れます!
 旬の味云々より、まだ酷い事には、毛ガニが出なかった事です。
 タラバは足が数本出たけど、毛ガニ無しは、明白な看板に偽りありでしょ!

 この時点で、息子は「何や、この料理は!」と箸を置き、ふて腐れて席を立ってしまいました。
 仲居さんに、「これで、全部なの?これが美味贅沢【究極嗜好】の蟹尽くしプラン?」と尋ねても、「済みません。」と謝るだけです。
 「もう、要らないから下げて!」と言うと、フロントに居た人がやって来て、「蟹尽くしを始めた11月の最初の頃は新鮮だったのですけど・・・。」っと、トンチンカンな弁解を始める始末。
 代わりの蟹を出す気が無い事が、見え見えです。
 究極嗜好を言うなら、蟹刺し、蟹シャブ、蟹の天婦羅、甲羅焼き、茹で蟹くらいは当然でしょう?
 それに、懐石料理には、なってないですよ!
 食前酒、先付け、お造りの二種盛り、前述のカニ鍋、これも前述の焼きガニと姿盛、出たのは、たったこれだけです!

 翌朝、フロントマネージャーなる方が、「昨夜は不在で…。」と謝りに来られました。
 でもね、「お気に召さない点があった様で、」とかの話と次元が違うんです。
 宿のあまりに明白な不始末を、きっちりと謝罪する事をせずして、どうするのですか?
 料理の責任者は、顔も見せてませんよ!
 低姿勢を示すだけでは、謝罪にもなりません!
 私が怒らなかったのは、怒る価値が無いと思ったから。
 それと前日の夕食時に、「この料理プランで、こんな物を出して、本当に恥ずかしくないの?」と言った時に、まだ新人らしい仲居さんが「恥ずかしいです。」と、そっと涙を拭いていた姿を思い出したから。
 責任者が出て来なくて、つい、当たってしまいました。
 客の部屋に謝りに来て、軽くは無いドアを半開きのまま、客に持たせ続け弁解するデリカシーの無さ、宿の姿勢がよく伝わりました。
 きっと、不機嫌な客がいるので、何とかしたいと思っただけで、料理の粗相については、何一つ聞いておられないのでしょう!
 それとも調理場は、聖域になっているのかな?

 当然、料理・接客とも、最低ランクに位置付けします。
 今は、仕事を休んで行った分、損害賠償・慰謝料を請求したい気持ちです。

 朝食は口コミほどでは無く、ごく普通だと思います。
 好き嫌いが分かれるのではないでしょうか?
 複数の宿泊者の方から、「バイキングの時が良かった」と、残念がっている声が聞こえました。
 口コミ情報にもありましたが、料理のおしながきは早急に用意して欲しいものです。
 次に何が出て来るか分からないのは、大いに問題ありです。
 少なくとも、料理の品数の誤魔化しは防げますから。

 部屋からの眺望は最高に良かったです。
 部屋は和洋室でしたが、クローゼットの扉の不具合を除き、高評価です。
 温泉は、広くて清潔で、快適でした。
 露天風呂があれば、もっと温泉気分に浸れます。

 料理がらみ以外では、高評価なのに、本当に惜しい気がします。
 でも、二度と行く事は無いと思います。

 プランにある昼食弁当は辞退して、朝食後、予定を切り上げ、早や立ちしました。