たった一日の休みを有効利用
たった一日の休みを利用して何とか本物の温泉に行こうと、素泊まりで自炊も出来、翌日ものんびり出来る、那須の雲海閣さんにお世話になりました。ここはハード面を期待して行く所では有りません。建物は老朽化しているしお風呂にもシャワーどころか上がり湯もありません。床の所々は傷んで抜けているし、お風呂のタイルもボロボロで非常に肌触りが悪い!トイレも臭うし、正直お部屋が綺麗に掃除されていたのが救いで(わー!凄い所にきてしまった!)と言うのが正直な感想です。
でも、温泉は正に本物!おまけに二種類の温泉を堪能できる!これは温泉好き、温泉マニアにはたまりません。調理場も自由に使え、気兼ねもいらないし、チェックアウトの時間も一人千円プラスすれば夕方迄延長出来る等、湯治場の雰囲気を色濃く残す、貴重な宿です。
只、それでも出来る範囲でもう少しハード面でのメンテナンスをして頂けたらな、と痛切に思います。いくら温泉が良くても、お金を取る以上、ある程度の清潔さや設備がないと一般的に受け入れられるのは少し難しいかもしれません。尤も宿自体が湯治や本当の温泉ファンのみを基準に考えていらしゃるのでしたら、今のままで良いのかもしれませんが。とにかく不思議な宿でした。きっと又行きたくなるでしょう。
最高のにごり湯
 いつもながら那須湯元を代表する温泉の味わい。ここでは温泉のニセ表示の騒ぎがまったくばからしい限りだ。
 旅館の設備は、清潔できれいというわけにはいかないが、昔ながらの湯治場の風情が楽しめ、温泉好きにはたまらない。ともかくお湯が最高。何度入っても疲れず、スッキリした気分になれる。硫黄泉でも、体にそんなに負担がかからない。
 結局のところ、1日3―4回は入る。入っては、だらだら。そしてまた浸かる。この繰り返しがたまらない。みんなに推薦したいが、それで予約が取れにくくなると、困るというわがままな感情になってしまう。 
久しぶりに「雲海閣」さんにうかがいました
久しぶりに「雲海閣」さんにうかがいました。いつもどおり硫黄泉にじっくりつかり、風呂あがりにうまい地酒をいただき、日頃の疲れをとりました!感謝!感謝!翌日は那須・甲子有料道路で奥甲子方面まで足をのばし阿武隈川の源流と新緑を満喫しながら、甲子温泉「大黒屋」に到着。名物の「千人風呂」で一浴したあと追原の「追原庵」で地蕎麦粉を使った「追原そば」をいただき早めに帰路に地きました。今回もいいお湯と人のふれあいに感謝!