良いお風呂(泉質)でした。
仕事でお邪魔しました。平日ということもあり、宿泊者は私たちのみでした。女将さんの対応は親身で優しさにあふれており、ほのぼのとしたものを感じました。部屋、食事とも満足できましたが、残念だったのはご飯です。失敗したのでしょうかベチャベチャの状態でした。翌朝のご飯も同様で、おひつを開けたと時の僅かに漂う酸っぱい臭いから、前夜のご飯が再び出されたと感じました。
最後に、宿泊明細の基本料金が6,500となっており、ホームページにある価格よりも200円高かったのはなぜなのか分かりません。
心休まるくつろぎのお宿
公私ともに疲れていたので、平日お休みを特別にとって磐梯方面へツーリングにでかけました。当日は東北道白河インターで下りて羽鳥湖経由で猪苗代湖畔をまわりました。

お宿は古い温泉街の中にある伝統ある雰囲気の建物です。設備は古いのですが、しっかりしたつくりで広々としています。3連休前の平日でしたので、閑散としており寂しい気がしました。廊下やロビーがもっと明るくて多少はにぎやかだとよいけれど、休息のためにきた私には、かえって安心する静けさでした。
ネットで一発予約なので本当にお宿に連絡がとれているか多少不安でしたが、ご主人がすぐにわかってくださりました。また、単車を屋根の下に置かせてくださり心遣いが伝わりました。出迎えや見送り、部屋での挨拶など型どおりのサービスより、我々お客を気遣う気持ちが一番嬉しいサービスです。でも、このお宿の女将さんは、くつをそろえてくださったり、三つ指ついて御挨拶なさったりお茶も入れてくださり、型どおりのサービスも手をぬいていないのですよ。
また、お風呂前のマッサージ機にお金をいれたのに動かなかったときは、もう夜も遅い時間でしたのに嫌な顔ひとつせず丁寧にみてくださって、恐縮しました(私が壊したのかしらと心配だったのです。お金を入れても入れても、うんともすんとも言わないので・・次の日に申し上げるつもりで・・お金のことを忘れてしまいました)
食事の献立は旅館の一般的なものではありますが、温かいものは温かく出され、またひとつひとつ丁寧に心がこもっていますし、味も美味しいものでした。御椀物の味付けが濃いのが東北地方の食生活を感じさせますが、その他蒸し物、鍋物などは、一般的なお塩加減で大変に美味しく感じました。私は和食が大好きなので、・・奇をてらったメニューや無理に山郷だからと鹿などのお肉の冷凍を解凍したものより(またぎがが猟をしてとってくるお肉が毎日入るような宿はないはずです)・・あたりまえの献立でもこのように心をこめて、美味しく出していただけるのがとても嬉しく感じます。心がほっとする味です。
お風呂は他の方の感想にもあるように昔の風情の温泉で(噂の○骨温泉とちがって源泉かけながし間違いなしです)・・湯の花がたくさん、お湯の温度も高く、本当によいお湯です。ここのお湯は鉱物の成分が濃く肌の弱い方はかけ湯で流さないと慣れるまで肌が負けるかもしれません。臭いも強く効き目たっぷり?と思います。私はお湯の温度が高い露天が気に入りました。小さいですが気持ちいいです。
温泉街にあるので眺望はまあまあですが、遠めに裏磐梯の山々、露天風呂からは雑木林の自然が味わえます。
静かな静かな温泉街という環境でした。きっと、お休みの日はにぎやかになるのかもしれません。隣の若い男性が夜おそくまで楽しそうに酒盛りをしているのが唯一の音でした。
たっぷりお湯につかり心の底からやすらぎました。お世話になりました。また、ぜひご縁があることを願っています。
日本一の湯の花
アウトバスの部屋を予約しましたが、空室があったらしくバス・トイレ付きの広い部屋を用意してくださいました。
お風呂は温泉成分が濃く、日本一の湯の花が採れるとのこと。草津に似ているそうです。ちょっとヒリヒリしました。生憎の雨だったので、できれば露天風呂に屋根があるといいですね。