梅雨と海水浴シーズンの狭間で人影の少ない
梅雨と海水浴シーズンの狭間で人影の少ない南伊豆がよかった。長閑であったかい風景と温泉を存分に満喫してきた。道路わきにある無人販売の野菜棚や所々から立上る湯煙はどこにでもある田舎の風景なのだが、なぜか私の中で南伊豆を連想させるイメージ図のようになっている。そのリラックスした空間の中を30~40kmのスピードで窓を全開にして車で走る。かすかに潮が香り、たなびく風は都会の喧騒に麻痺した心身をこよなく癒してくれる。風の向くまま走っていく。決めているのは下賀茂温泉にたどり着くことだけ。老舗旅館の古い家特有のにおい、し~んと耳に残る静寂。ゆっくりと湯に身を沈める。血液の活発な活動と反比例し、意識は解放たれる。湯上りの身体に乾いた浴衣を羽織る。視線の先には紫陽花の一輪挿し。湯船に抱かれて熱ったからだにピンッと冷えた地酒を流し込む。地魚の造りが味蕾の記憶を呼覚ます。ワールドカップの日本対チュニジア戦、贔屓の‘モリシ’のゴールはこの上ない特上の肴になった。私にとってこれ以上の贅沢はない。布団に横たわり、心地よい酔いがすこしづつ意識を奪っていく。日本代表の勝利、決勝リーグ進出! 同内容のニュースがくり返し遠くで鳴り、リフレインがとまらない。小鳥のさえずりと梅雨の晴間の木漏れ日で目がさめる。水で顔を洗い、鏡を見る。深酒をしたわりにはすっきりとした顔だ。やや湿ったタオルを片手に昨日とは違った湯殿へざぶん。少し冷えた身体に温泉が染みこんでくる。久々に髭をそった。熱い味噌汁とご飯、鯵の干物に豆腐と大根おろしに卵焼と海苔。これ以上でもこれ以下でもいけない。閉めは静岡の新茶を一服。外はもう夏の空だった。車のパワーウインドを全開。宿を後にした。青空の広がる海岸線をひた走る。ブレーキングとアクセルとステアリングをきるタイミングと呼吸を楽しむ。クラッチのつなぎが今日はいい。くねる道のなめらかな走行が心地いい。雲見、岩地、松崎、堂ヶ島と抜けていく。「そういえば土肥金山ってギネスに載ったんだって?」「久しぶりにいってみましょうよ」家内は宿からちゃっかり割引券もらってきていた。以前と変っていたのは記念館のようなものができていただけだったが、来る度に新たな感激もある、私達にとって不思議な場所である。戸田の海岸線も何時走ってもいろいろな顔をみせてくれる。海上ホテルのスカンジナビア丸に別れを告げて伊豆半島一周の終着点沼津へ。東名IC手前の観光バス相手の広い土産物屋で暫し海産加工品の試食に舌鼓。土産は伊豆果蜂苑で「プルーベリー蜂蜜」と各種ジャムと甘夏を仕入れた。特に珍しいものも場所も景色もない。でもどれかひとつが欠けても不満が残る。そんなほとんど言葉の要らない家内と二人の至福の一泊2日旅行でした。6月14日の梅雨真只中、家内との二人旅に出発。今回は「今だけモニタープラン」を利用。二人で12900円なので多くは期待せずに石廊館へ。14:40(チェックインは13:00から可)に宿到着。しかし、入口の歓迎札に名前はあるが館内はまっ暗で人影もない。しばらくしてあわてて電気をつける従業員、部屋案内の仲居さんも大声で呼ばれてかけつける。少し不安になりつつ館内の説明をうける。部屋は10畳の和室。建物自体新しくはないが重厚な造りで部屋も広く感じた。チュニジア戦の日本代表の勝利を確認して温泉へ。10人ほどが入れる内風呂に露天風呂が隣接。深夜に男女、風呂がいれかわる。湯量豊富であふれていたので循環式ではないと思う。お湯はしょっぱかった。きれいに掃除がしてあり、炭シャンプー、洗顔石鹸等よかった。脱衣所も部屋のキーを入れる小さなロッカー(鍵がかかる)がついていたり、大きな足ふきマットや季節の花がさりげなく飾ってあり、気配りがみてとれる。難をいえば右の風呂の蛇口がこわれかけていた。また、風呂に入る入口の暖簾が汚れていたのは残念。でも、宿の規模からみて広さも妥当で非常にいい温泉でした。夕食はご飯をいれて10品、旅館のセオリーどおり(揚げ物、焼物、煮物、・・・等)の品々が並ぶ。質は値段相応だが品数をきちっとそろえ、最後にみかんのデザートまでだす板さんの心意気は十分伝わってきました。食事の味もよかったです。モニターなので宴会場でいただきました。広い宴会場に3組しかいなかったのでとてもゆったりできた。いつものことなのですがせっかくトクーさんで廉価な宿泊料になっているのにお酒を我慢できず、ついつい支払が増えてしまいます。部屋の洗面所、風呂がかび臭く(使う人が少ないからでは)、朝の洗面は風呂の脱衣所ですませました。数名の方が脱衣所で歯を磨いていたので他の部屋も同様だったのでしょう。露天のヒノキ風呂等がついている部屋を売りにする宿はあっても内風呂は全室にいらないのではないでしょうか。ご検討ください。トイレは必要
主人の両親と、4人で利用させてもらいまし
主人の両親と、4人で利用させてもらいました。稲取で金目鯛の煮付けを食べ、下田で黒船来航に関する資料館に行ったり、とても良い親孝行が出来ました。チェックインは、13時ちょうど位についてしまって、女将さんしかまだ居ないらしく、電気などを点けてくれながら、部屋まで案内してもらいました。料理は、余り期待できないと思い、別料金で金目鯛のあんかけをたのみましたが、冷えてしまってるせいか、あまり・・・という感じでした。
出発当日は石廊崎の灯台に行きました。その
出発当日は石廊崎の灯台に行きました。その後、ジャングルパークに行きました。そして、ミラクルフルーツ体験をしました。以前テレビで見たことがあり一度体験してみたかったので念願が叶いました。ミラクルフルーツとは・・・はじめにレモンをなめてみます。生のレモンを丸かじり!凄くすっぱいです。そこでミラクルフルールを口に含み約3分程舌の上で転がします。ミラクルフルーツは赤い実で小梅位の大きさです。3分後、再度、レモンをなめてみると!?あら不思議。レモンがすっぱくないんです!その他、リスザルやオウムが可愛かったです。土曜日だったけど観光客がやたら少なくて寂しげでした。園内入り口でおばあちゃん夏みかんを売っていたので買おうとしたら居眠りをしてて可愛かったです。その姿を見たら何故か夏みかんを買ってあげたくなりました。チェックイン時にはフロントの方も仲居の方もとても親切でした。部屋は割と広め。でもトイレの鏡がちょっと気になるかも。この日はトクー会員の宿泊者が4組いました。トクー会員の宿泊客はまとまって宴会場での夕食でした。宴会場に行くと料理がすでに用意されており、冷めていたのが少し残念かも。大浴場は内湯の温度が少し熱かったです。露天風呂はちょうどいい感じでした。備えつけの炭シャンプーと洗顔石鹸がなかなか良かったです。