3月10日終了の河津桜祭りを見るため、以
3月10日終了の河津桜祭りを見るため、以前から宿泊してみたかった福づくし京家さんに予約しました。天気にも恵まれ桜や足湯、天城月ヶ瀬の梅園等良い花見の旅になりました。早めに到着したのですが近くを散策するため車の駐車を依頼、快くお受けくださいました。フロントには東伊豆名物の吊るし雛が飾られ、和風旅館には不釣合いのビートルズのBGM、それが不思議とマッチしていました。部屋からは河津桜も見え、大変静かで落ち着いた雰囲気でした。ご主人や女将さんの対応もよくさり気ない心遣いや帰りにカーネーションもいただき満足な休日を過ごすことが出来ました。料理(金目鯛のシャブシャブ最高)、温泉も良くまたリピートしたい宿だと思います。
 母と3姉妹の4人で伊豆の桜と富士山をテ
 母と3姉妹の4人で伊豆の桜と富士山をテーマとした二泊三日の旅行をしました。伊豆の河津桜は前日の強い風で、大方散ってしまい残念でした。しかし、富士山の方はその風によって雲が吹き払われたためか、終始快晴の空にくっきりと雪をまとった姿を見ることが出来、久しぶりに親孝行が出来、良い旅行をした思いです。 長時間、車に揺られやや疲れた状態で宿に到着。でも宿の人が暖かく迎えてくれたお陰で疲れも吹き飛んでしまいました。 案内された部屋はこぎれいで明るく、窓のすぐ前には竹が植えられ、風に揺れて非常に落ち着いた純和風の雰囲気で気に入りました。料理は品数が豊富で、食器も凝ったもので、大変美味しく戴きました。お風呂は多少ぬるめだったものの、落ち着いてゆっくりと入ることが出来、温まることが出来ました。 旅館の眼の前には河津桜の並木があり、今回の旅行の目的の一つである花見をいながらにして満喫することが出来ました。今回は全般にゆったりとした旅行が出来、また訪れてみたいと思いました。
河津桜の咲き誇る3月上旬,かねてから一度
河津桜の咲き誇る3月上旬,かねてから一度泊まってみたいと思っていました「福づくし京家」さんを訪れる機会を得ました。河津は時折、突風の吹きすさぶ肌寒い季候でしたが、空と桜と菜の花のコントラストが、里の景色をいっそう際立たせ、どこか懐かしく、心和む景色が広がっていました。京家さんには、午後3時頃チェックインし、通された部屋は母と私の2人には十分な広さでした。広縁にはたっぷり日が差し込み、張り替えられたばかりの障子の桜吹雪と窓の外で風にしなる竹が春を演出して、落ち着いてくつろげる感じの部屋でした。お風呂は黒御影石と檜の2つあり、時間で男女の入れ替えがあるのでそれぞれ楽しめます。源泉かけ流しなのでぬるいのかと思っていましたが、私にはちょうど好い温度で泉質もすこしぬめりがあって肌に優しい感じでした。ゆっくり1時間ほど浸かり,日頃の心身の疲れも癒せました。実はここ京家さんで不思議な体験をしました。私はいつもより早く9:30PMに床につきました。そして不思議な夢?をみたのです。深夜1時ごろでした。突然、玄関の方からばたばたとかけて来る足音が聞こえたのです。次の瞬間、ふすまがサッと開いて男の子が飛び込んで来ました。私はその時、ふすまに足を向けて寝ていたのですが,その子は私の寝ている布団の足元まで来て止まり、こちらを見ながら、その場で何度も何度も飛び跳ねました。その時私は特に痛いとか、金縛りにあうということはありませんでした。今思えばとても不思議なのですが、夢の中なのにその映像は実際に肉眼で見ていたかのようなリアルなものでした。その時、部屋は真っ暗でしたが、玄関の板の間の上の白熱灯だけがついていました。その子が開けたふすまの片方からその明かりが部屋に差し込んでいました。その子の顔は玄関を背に立っているので陰になってよく見えませんでしたが、薄暗がりの中で特に特徴のない端整な顔つきだったと思います。髪はおかっぱで顎と肩の間位の長さです。年齢は5歳くらいでしょうか。部屋に差し込んだ明かりがその子の着物の右端を照らしていて、白地に紺のかすり柄のように見えました。着物の丈は膝とくるぶしの中間位で、飛び上がるたびに足首がはっきり見えました。「きゃーきゃー」と言っていたような気もしますが、今となっては定かではありません。私は突然の事で驚いて「あっちへ行って」と叫びたかったのですが言葉にならず、ウーウーと唸り、隣に寝ていた母に起こされました。それと同時にその男の子も向きをかえて押入れの方にスーと消えていなくなりました。目を開けると部屋のふすまは閉まっていました。後になって思うと昼間ひとりで座布団に座って本を読んでいた時、左腕をぽんと軽くたたかれた気がしたのですが、一緒に遊んでほしかったのでしょうか。 帰宅後、知り合いにその話をした所、それは座敷わらしではないかということでした。その方も京都のある旅館で座敷わらしを見てその後とんとん拍子で出世なさいました。その方によれば座敷わらしはお金が残る、お金に困らない、出世するなど験のいい妖怪だそうです。 最後に京家の女将さんの人生占いも事細かく言い得ていて感服いたしました。また何か人生で決めかねることがあるときはアドバイスしてほしいと思います。帰りがけに女将さんがくださったカーネーションの中に花びらの色が赤と白の半々のものがありました。大変珍しいものだそうです。私にとって本当に福づくしの旅でした。興味のある方一度伺ってみたらどうでしょうか。