秋田について
「美の国」と呼ばれる秋田は、秋田新幹線「こまち」が開業して以来、関東以南との距離がぐっと近くなりました。久保田藩時代から城下町として、また中心的港である土崎港は北前船の寄港地として栄えました。土崎地区には秋田港もあり、国内最大の油田である八橋油田も有する地として知られています。久保田城の本丸・二の丸跡地に整備された千秋公園は、16.29ヘクタール（東京ドームのおよそ3.5倍）の広さを誇る公園で、「千秋」の名は、秋田市出身の漢学者、狩野良知が命名したもの。秋田の「秋」に長久の意の「千」を冠し、長い繁栄を祈ったものと伝えられています。園内には緑が多く、復元された久保田城御隅櫓・本丸表門が藩政時代の雰囲気を今に伝えており、多くの人で賑わう場所となっています。また、いぶりがっこやハタハタは、寒い土地が生んだ滋味あふれる食材は秋田ならでは。訪れた際にはぜひ味わってみてください。
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