一日中温泉に浸かりたいっ。それだけ。至
 一日中温泉に浸かりたいっ。それだけ。至上目的。もちろん温泉の質にこだわって、住まいから近い、素泊まりが出来る、などの条件のもとで、那須湯本温泉の「雲海閣」さんを選択しました。持ち込み自由なので、おやつ・お酒などもちこんで一日中食べて飲んで浸かって・・・。気が向けば、周辺は閑静だけれども寂れているわけでもない、よい加減の湯町を散歩して・・・。そんなたびでした。平日の休みになるべく空いている温泉をただただ楽しみにして、雲海閣さんを利用させて頂きました。 予定より早く着いたにも関わらず、すぐにお部屋に案内して頂けました。また、温泉以外特に予定も立てず向かったのですが、若御主人が気さくな方で、小一時間ばかり周囲の観光名所や那須湯本の歴史など情報を教えて頂く事が出来ました。周囲は神社や殺生石などの観光名所が徒歩圏にあって、1~2時間のトレッキングコースも整備され、その帰りには鹿の湯で小一時間ばかり汗を流す、といったように、徒歩でゆっくり廻りたい所でした。 私は更にその帰り道に、夕・夜食を調達に足を伸ばしました。若御主人から、宿から5分くらい表通りを下った所の定食屋を教えて頂いたのですが、火曜日は定休日でした。ショック!御利用の方はご注意をっ。仕方なく、更にそこから5分ばかり下った所の酒屋さんで色々仕入れて夕・夜食となりました。助かった…。殆ど何も準備せずとも、このように宿の周辺徒歩圏で色々と都合がついてしまうので、大変便利でした。ただ、そのような所なのでGWなど込み合う時は、部屋にいてもクルマの通る音などが気になるかも。私が行った時は大変閑静でしたが。 そして肝心のお風呂です。先に共同湯の鹿の湯に浸かって感動してきた後なので、同じ源泉だという宿の硫黄泉にも期待していました。なんとpH2.5!香り・質感・見た目とも、極上でしたよ。内湯なので眺望はありませんが、年代を感じさせる松の木の浴槽など趣があります。また、多少建物は年輪を重ねていますが、気にならないほど清潔でした。私が入浴中には先客が一人いたのですが、その方とお話していると、どうやらその方はこの宿の湯守の方だったようで。私が熱い湯が苦手だと話すと湯口の湯量を目の前で調節してくださって、「こんなもんかな、これで明日の朝には41℃になってるよ」と、温度を調節してくださいました。なんか職人芸を目の前で見せてくださって感動。お陰で次の日の朝には、好みの温度で1時間以上ゆっくりと長湯させてもらう事が出来ました。ありがとうございます。 お部屋は一人にはもったいない広々した造り。眺望も少し影にはなりますが関東平野を望めます。お茶・湯・テレビ・クローゼット・ハンドタオル・歯磨き・鏡台・ドアキーなど、最低限必要なものは全て揃って3500円。何か申し訳ない感じです。贅沢を言えば、出来れば、ティッシュペーパーが欲しかったな、と。 帰りも若御主人と御挨拶がてら玄関口で長話。私は普段余り宿の方と話す事は無いのですが、今回は年が近い方ということもあって、全く気兼ねを感じませんでした。大変心地よい旅が出来ました。感謝。
仕事柄平日の休みが多いので平日割引の宿を
仕事柄平日の休みが多いので平日割引の宿を求めていました。ピッタリの企画を発見し、出かける回数が増えそうです・・・。湯治場の宿は初めてでしたが、色々親切に教えていただき対応にも大変満足しました。乳白色の温泉が二時間位で安く入れてやっくりできまいした、たびたび訪れようと思いました。
雲海閣さんはトクー登録前から何度か宿泊し
雲海閣さんはトクー登録前から何度か宿泊している旅館です。素泊まりのみということですが、冷蔵庫や氷の利用、グラスや食器もお借りできますので、持ち込みしてもOKです。旅館そのものは年月を感じられ、かなり古いですが、窓から見える那須の山並みに季節を感じられます。お部屋は、10畳+3畳の板間と、床の間風の板間2畳ですので、広いです。今回は、おこたつの用意もされておりました。お部屋から長い廊下と階段を下ると100%天然の硫黄泉があります。異なった湯温の桧作りの浴槽が2つあり、大人が2人位の広さです。兎に角、温泉質が良く、肌がすべすべとなり、肩こり、腰痛、神経痛にはよく効きます。また、かけ流しの為、お湯は清潔です。直ぐお隣りの、有名な「し○の湯」で、混雑しながら入浴するなら、この旅館の方が絶対良いです。ただ、おトイレが男女一緒とか、お湯のでない洗面所、温泉のみで洗髪しても泡がたたないとかの不便さはありますが、本当にいい温泉に入りたい時はこの旅館が最高です。宿のご主人は話し好き(?)らしく、那須の観光スポットも教えてくれますし、よく、声を掛けて気づかってくれます。翌日は大雪で、宿のご主人が車の雪降ろしもして下さいました。本当にありがとうございました。