宇治について
宇治抹茶で知られるこの地と言えば、まず浮かぶのが、十円玉でおなじみの世界遺産、平等院鳳凰堂。建造物としての美しさはもちろん、桜や藤、紅葉と四季折々の美しさはため息が出るほど。平等院は、平安時代後期に作られた藤原氏ゆかりの仏教寺院で、「源氏物語」の主人公、光源氏のモデルとなった人物の別荘跡に建てられました。現在は、特定の宗派に属さない単立の寺院となっており、敷地内には多くの文化財を見ることができる他、ミュージアムの展示も必見です。宇治は源氏物語の舞台としても知られ、さわらびの道は、源氏物語散策の道としても知られており、源氏物語の宇治十帖ゆかりの古跡や神社が残っています。「さわらび」とは 源氏物語第48巻の巻名で、宇治川の西側には「あじろぎの道」と名付けられた道もあります。源氏物語ミュージアム、宇治神社、藤原忠文を鎮魂する末多武利神社味わいつつゆっくり散策されるのにぴったりの地です。